大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は首都ダマスカスのコンベンション・センター(カスル・ムウタマラート)でシリア国際繊維展示会(ナース・テクス)の開幕式に出席した。
式典には複数の閣僚が出席したほか、シリア国内ならびにアラブ諸国、国際社会から多くの関係者や来賓が参加した。
SANAによると、シャルア暫定大統領は開幕式で以下の通り演説した。
繊維産業は、我が国の歴史の物語の一端を語るものである。それはシャーム(シリア)の人々の美意識を映し出す鏡であり、人々はそこから仕事における正確さ、忍耐、そして惜しみない努力を学んできた。
織機は「ナウル」と呼ばれてきた。それは織り手に布を届け、与えるものであり、忍耐とたゆまぬ努力の末に勝利を手にするという意味を凝縮した言葉でもある。
シャームの織物産業は、世界各地へと文明を伝える生きた使者であった。それを基盤として経済が築かれ、交易が栄え、街道が整備され、その名を冠する道まで生まれた。そして各地から隊商がこの地を目指した。本日のこの機会に、暴君たちが葬り去ろうとしたものをよみがえらせ、過去を礎として現在を築き直したい。
シリアは織物と工業によって、栄光と高貴さの物語を時代の布地に刺繍してきた。縦糸と横糸は、あらゆる時代に熟練した職人たちの手によって織り合わされ、祖国という絨毯を織り上げ、国を守る堅固な鎧となって、時代の苦難から国民を守ってきた。その織物の文様は、われわれの物語を世界の人々に語り伝えている。ダマスク織(ダマスク)からブロケード(ブロカール)に至るまで、アレッポとダマスカスの工芸は、王侯やスルターンの宮殿に響き渡る旋律となり、その集いを花々と歓喜の帯で彩ってきた。
我々が今日目にしているシリア国際繊維展示会は、シリア国民にとって祝福に満ちた節目であり、貧困や窮乏との闘い、復興、そして国民のための数千の雇用機会創出に向けた創造的な出発点である。
我々はここで、社会の平和、国民統合、均衡ある外交、安全保障の安定、そして経済成長という糸を用いて、自らの物語を織り上げている。そうすることでシリアは再び、創造性の源泉、人材を送り出す国、知識と経験、そして熟練した職人たちの故郷となるのである。
シリアは、柔らかな絹や織物だけでなく、鋭いダマスカス刀の製造でも知られてきた。鋭さと柔らかさ、その両者の間にこそ、シリア外交の本質がある。それはシリアが最も知られる特質であり、すべての人に正当な権利を与えてきた。
ここシリアから、我々は国民と世界に約束する。我々は平和の絵を刺繍し、豊かさの絨毯を織り、誠実な思いと善意をもって接してくれる人々のために詩を紡いでいく。
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SANAによると、シャルア暫定大統領は開幕式に先立ち、出展ブースを視察した。
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