ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから410人、ヨルダンから789人の難民が帰国、避難民35人(うちラクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年5月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月1日付)を公開し、4月30日に難民1,199人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは410人(うち女性98人、子供165人)、ヨルダンから帰国したのは789人(うち女性259人、子供441人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は207,417人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者73,149人(うち女性21,873人、子ども36,854人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者134,268人(うち女性40,308人、子ども68,466人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 436,697人(うち女性131,057人、子供222,613人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,659,752人(うち女性1,997,926人、子供3,396,474人)。

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一方、国内避難民35人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは12人(うち女性3人、子供4人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは23人(うち女性4人、子供14人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は24,179人(うち女性3,820人、子供4,724人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,291,775人(うち女性386,397人、子供648,490人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した23人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 1, 2019をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから317人、ヨルダンから511人の難民が帰国、避難民384人(うちラクバーン・キャンプからの帰還者368人)が帰宅(2019年4月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月30日付)を公開し、4月29日に難民828人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは317人(うち女性95人、子供162人)、ヨルダンから帰国したのは511人(うち女性153人、子供261人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は206,218人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者72,739人(うち女性21,873人、子ども36,854人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者133,479人(うち女性40,071人、子ども68,064人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 435,498人(うち女性130,697人、子供222,002人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,659,752人(うち女性1,997,926人、子供3,396,474人)。

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一方、国内避難民384人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは12人(うち女性2人、子供7人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは372人(うち女性79人、子供212人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は24,144人(うち女性7,651人、子供10,903人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,292,720人(うち女性390,200人、子供654,669人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した372人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は368人(うち女性79人、女性211人)だった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 30, 2019をもとに作成。

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米占領下のタンフ国境通行所に近いルクバーン・キャンプから数百人がシリア政府支配地域に帰国(2019年4月29日)

SANA(4月29日付)は、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプに身を寄せていたシリア難民数百人が、新たにスフナ市南部のジュライギーム通行所を通過し、シリアに帰国したと伝え、写真と映像を公開した。

AFP, April 29, 2019、ANHA, April 29, 2019、AP, April 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2019、al-Hayat, April 30, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 29, 2019、Reuters, April 29, 2019、SANA, April 29, 2019、UPI, April 29, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから310人、ヨルダンから727人の難民が帰国、避難民26人(うちラクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年4月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月29日付)を公開し、4月28日に難民1,037人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは310人(うち女性93人、子供158人)、ヨルダンから帰国したのは727人(うち女性225人、子供383人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は205,390人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者72,422人(うち女性21,873人、子ども36,854人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者132,968人(うち女性39,918人、子ども67,803人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 434,670人(うち女性130,449人、子供221,579人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,659,752人(うち女性1,997,926人、子供3,396,474人)。

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一方、国内避難民26人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは14人(うち女性7人、子供3人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは12人(うち子供3人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は23,754人(うち女性7,556人、子供10,672人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,292,350人(うち女性390,115人、子供654,438人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した12人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年2月23日以降、同キャンプから帰国した難民は7,434人(うち女性2,017人、子供274人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 29, 2019をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから348人、ヨルダンから731人の難民が帰国、避難民16人(うちラクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年4月28日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月28日付)を公開し、4月27日に難民1,079人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは348人(うち女性105人、子供178人)、ヨルダンから帰国したのは731人(うち女性219人、子供373人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は204,353人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者72,112人(うち女性21,780人、子ども36,696人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者132,241人(うち女性39,700人、子ども67,432人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 433,633人(うち女性130,138人、子供221,050人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,659,752人(うち女性1,997,926人、子供3,396,474人)。

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一方、国内避難民16人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは10人(うち女性5人、子供3人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは6人(うち子供2人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は23,728人(うち女性7,561人、子供10,677人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,292,324人(うち女性390,120人、子供654,443人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した16人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年2月23日以降、同キャンプから帰国した難民は7,434人(うち女性2,017人、子供274人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 28, 2019をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから391人、ヨルダンから729人の難民が帰国、避難民16人(うちラクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年4月27日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月27日付)を公開し、4月26日に難民1,120人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは391人(うち女性108人、子供183人)、ヨルダンから帰国したのは729人(うち女性240人、子供409人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は203,274人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者71,764人(うち女性21,557人、子ども36,318人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者131,510人(うち女性39,481人、子ども67,059人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 432,554人(うち女性129,814人、子供220,499人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,659,752人(うち女性1,997,926人、子供3,396,474人)。

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一方、国内避難民16人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは11人(うち女性2人、子供7人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは5人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は23,712人(うち女性7,556人、子供10,672人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,292,308人(うち女性390,115人、子供654,438人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した5人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年2月23日以降、同キャンプから帰国した難民は7,434人(うち女性2,017人、子供274人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 27, 2019をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから305人、ヨルダンから566人の難民が帰国、避難民10人(うちラクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年4月26日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月26日付)を公開し、4月25日に難民871人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは305人(うち女性92人、子供155人)、ヨルダンから帰国したのは566人(うち女性170人、子供289人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は202,154人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者71,373人(うち女性21,557人、子ども36,318人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者130,781人(うち女性24,906人、子ども42,281人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 431,434人(うち女性120,047人、子供203,903人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,659,752人(うち女性1,997,926人、子供3,396,474人)。

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一方、国内避難民10人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは7人(うち女性4人、子供2人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは3人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は23,696人(うち女性7,554人、子供10,670人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,292,292人(うち女性386,262人、子供648,338人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した3人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年2月23日以降、同キャンプから帰国した難民は7,434人(うち女性2,017人、子供274人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 26, 2019をもとに作成。

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レバノンから帰国したばかりの難民の誘拐事件相次ぐ(2019年4月25日)

親政府系の「ダマスカス迫撃砲日記」は、レバノンでの避難生活を終えて帰国したばかりの難民の誘拐事件が最近になって多発していると伝えた。

誘拐犯は、国境地帯で誘拐した難民の身柄と引き替えに多額の身代金を要求しているという。

これに関して、反体制派系のドゥラル・シャーミーヤ(4月25日付)は、誘拐、そして人質となった難民が釈放されていないことの責任がシリア政府にあるとしたうえで、事件の背後には、レバノンとシリアを陸路ではなく旅客便で結びつけたいと考えているシャーム・ウィング社がいると揶揄する識者のコメントを紹介した。

AFP, April 25, 2019、ANHA, April 25, 2019、AP, April 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2019、al-Hayat, April 26, 2019、Yawmiyat Qadhifa Hawun fi Dimashq, April 25, 2019、Reuters, April 25, 2019、SANA, April 25, 2019、UPI, April 25, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから362人、ヨルダンから672人の難民が帰国、避難民25人(うちラクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年4月25日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月25日付)を公開し、4月24日に難民1,064人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは362人(うち女性109人、子供185人)、ヨルダンから帰国したのは672人(うち女性202人、子供343人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は201,283人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者71,068人(うち女性12,710人、子ども36,163人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者130,215人(うち女性24,725人、子ども39,092人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 430,563人(うち女性129,215人、子供219,483人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,696,131人(うち女性2,000,839人、子供3,415,027人)。

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一方、国内避難民25人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは8人(うち女性3人、子供2人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは15人(うち女性4人、子供8人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは2人(うち子供1人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は20,430人(うち女性6,630人、子供9,057人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,292,282人(うち女性390,109人、子供654,434人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した2人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年2月23日以降、同キャンプから帰国した難民は7,434人(うち女性2,017人、子供274人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 25, 2019をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから349人、ヨルダンから665人の難民が帰国、避難民1,999人(うちラクバーン・キャンプからの帰還者1,983人)が帰宅(2019年4月24日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月24日付)を公開し、4月23日に難民1,014人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは349人(うち女性105人、子供178人)、ヨルダンから帰国したのは665人(うち女性200人、子供339人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は200,249人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者70,706人(うち女性21,356人、子ども35,978人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者129,543人(うち女性38,890人、子ども66,055人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 429,529人(うち女性128,904人、子供218,955人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,696,131人(うち女性2,000,839人、子供3,415,027人)。

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一方、国内避難民1,999人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは14人(うち女性4人、子供6人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは1,985人(うち女性579人、子供992人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は23,661人(うち女性7,543人、子供10,657人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,292,257人(うち女性390,102人、子供654,423人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した1,985人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は1,983人(うち女性579人、女性992人)だった。

これにより、2019年2月23日以降、同キャンプから帰国した難民は7,434人(うち女性2,017人、子供274人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 24, 2019をもとに作成。

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ヨルダンからシリア難民多数が新たに帰国(2019年4月24日)

SANA(4月24日付)は、ヨルダンで避難生活を送ってきたシリア人難民多数が、ダルアー県のナスィーブ国境通行所(ヨルダン側はジャービル国境通行所)を経由して、シリアに帰国したと伝え、その写真を公開した。

AFP, April 24, 2019、ANHA, April 24, 2019、AP, April 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2019、al-Hayat, April 25, 2019、Reuters, April 24, 2019、SANA, April 24, 2019、UPI, April 24, 2019などをもとに作成。

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ルクバーン・キャンプ一帯で活動する革命特殊任務軍は戦闘員を新たに募集、数十人がこれに応える(2019年4月22日)

米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動を続ける革命特殊任務軍はツイッターのアカウントを通じて声明を出し、同地の防衛能力の向上を図り、ダーイシュ(イスラーム国)の復活を阻止するため、戦闘員を新たに募集すると発表した。

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ドゥラル・シャーミーヤ(4月21日付)によると、この呼びかけに応じるかたちで、ルクバーン・キャンプの若者数十人が戦闘員となったという。

AFP, April 22, 2019、ANHA, April 22, 2019、AP, April 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 21, 2019、April 22, 2019、al-Hayat, April 23, 2019、Reuters, April 22, 2019、SANA, April 22, 2019、UPI, April 22, 2019などをもとに作成。

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ルクバーン・キャンプの難民数千人が新たにシリア政府支配地域に帰還(2019年4月22日)

SANA(4月22日付)は、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプに身を寄せていたシリア難民多数が、新たにスフナ市南部のジュライギーム通行所を通過し、シリアに帰国したと伝え、写真と映像を公開した。

反体制派系のドゥラル・シャーミーヤ(4月22日付)によると、この日帰国した難民は数千人に上るという。

ルクバーン・キャンプの難民帰還をめぐっては、2月19日にロシア当事者和解調整センターと国外難民帰還調整委員会がジュライギーム通行所を開設するなど、受け入れ態勢を整えていたが、米国がこれに消極的な姿勢を示していた。

また、ルクバーン・キャンプを拠点とし、米国から支援を受ける反体制武装集団(革命特殊任務軍)やルクバーン・キャンプ総務政治関係委員会を名のる反体制派が、帰国を拒否すると表明、帰国を希望する難民に多額の金銭支払いを要求するなどの嫌がらせを行ってきた。

ルクバーン・キャンプには4万人以上の難民が依然としているとされる。



AFP, April 22, 2019、ANHA, April 22, 2019、AP, April 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2019、al-Hayat, April 23, 2019、Reuters, April 22, 2019、SANA, April 22, 2019、UPI, April 22, 2019などをもとに作成。

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ロシア合同連携センターとシリアの国外難民帰還調整委員会が第3回調整会合を開き、ルクバーン・キャンプの現状、難民の帰還状況について協議、米国の改めて妨害を非難(2019年4月22日)

ロシアの合同連携センター(国外難民と国内避難民の帰還を支援するためのロシア国防省と外務省の合同調整センター)とシリアの国外難民帰還調整委員会が、ヒムス県ジャバル・グラーブ(グラーブ山)村で第3回調整会合を開き、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプの現状および難民の帰国状況について協議した。

会合には、両機関のほか、UNHCR、OCHA、シリア赤新月社の代表が出席、ロシア国防省幹部もテレビ会議システムで参加した。

米国は会合への参加を要請されたが、代表を派遣しなかった。

会議では、米国の占領下にある55キロ地帯で、重武装した反体制武装集団がルクバーン・キャンプの難民の帰国を阻止している実態が改めて批判される一方、シリア政府との協業により、3月23日以降、4,345人がキャンプから帰国したとの成果が発表された。

このうち、2,362人はヒムス県内の一次収容センターに身を寄せているが、それ以外は帰国者自身が選んだ居住地への移動を完了したという。

だが、ルクバーン・キャンプからの難民の帰還は非常に緩やかで、依然として4万人以上(そのうちの80%が女性と子供)が、キャンプで劣悪な環境のもとに置かれ、武装集団の暴力に晒されているという。

会合では、米国に内政干渉を控え、キャンプを支配する武装集団の破壊行為を停止させるよう求めるとともに、国際社会に対しては、シリアに対する西側諸国の経済制裁を解除するよう働きかけることを呼びかけた。


Ministry of Defence of the Russian Federation, April 22, 2019をもとに作成。

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北・東シリア自治局管理下の避難民キャンプの現況:帰還を妨げる最大の理由は、帰還先が戦闘によって破壊されていること(2019年4月17日)

クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に近いANHA(4月17日付)は、同党が主導する北・東シリア自治局が管理するラッカ県アイン・イーサー市近郊の避難民キャンプ(アイン・イーサー・キャンプ)の現況について報じた。

アイン・イーサー・キャンプは、ラッカ市および同地一帯での人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とイスラーム国(ダーイシュ)の戦闘によって避難を余儀なくされた住民を収容するため、2016年11月に西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)によって設置された。

2017年4月18日、アイン・イーサー・キャンプはラッカ市民政評議会に移管され、国際機関と連携し、避難民への支援不足に対処してきた。

ラッカ県やダイル・ザウル県でのシリア民主軍によるイスラーム国掃討戦が本格化すると、キャンプに収容されている避難民の数は2万9000人を越えたが、ラッカ県での戦闘が収束すると避難民は帰還を始め、2018年初めまでに収容者数は1万3000人に減少した。

北・東シリア自治局の統計によると、収容者の内訳は、ラッカ県出身者3,115人、ダイル・ザウル県出身者8,073人、アレッポ県出身者1.056人、イドリブ県出身者48人、ハマー県出身者64人、ヒムス県出身者162人、イラク難民518人。

帰還した避難民のうち数千人はシリア政府支配地域とトルコ占領地域への帰還を選んだが、アイン・イーサー・キャンプを含む北・東シリア自治局管理下の避難民キャンプには、同自治局の支配下にない地域(シリア政府支配地域とトルコ占領地域)出身者約1万人が帰還せずに、とどまっている。

避難民の帰還を妨げる最大の理由は、帰還先が戦闘によって破壊されていることだという。

AFP, April 17, 2019、ANHA, April 17, 2019、AP, April 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2019、al-Hayat, April 18, 2019、Reuters, April 17, 2019、SANA, April 17, 2019、UPI, April 17, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから345人、ヨルダンから781人、ルクバーン・キャンプの難民703人を含む避難民761人が帰宅(2019年4月17日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月17日付)を公開し、4月16日に難民1,126人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは345人(うち女性103人、子供176人)、ヨルダンから帰国したのは781人(うち女性234人、子供398人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は192,733人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者68,203人(うち女性20,604人、子ども34,702人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者124,530人(うち女性37,385人、子ども63,498人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 422,013人(うち女性126,647人、子供216,647人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,696,131人(うち女性2,000,839人、子供3,415,027人)。

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一方、国内避難民761人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは17人(うち女性6人、子供9人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは12人(うち女性3人、子供7人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは732人(うち女性166人、子供381人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰国した732人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は703人(うち女性160人、子供370人)だった。

これにより、2019年2月23日以降、同キャンプから帰国した難民は4,345人(うち女性1,136人、子供2,269人)となった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は20,188人(うち女性6,555人、子供8,950人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,288,784人(うち女性389,114人、子供652,716人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 17, 2019をもとに作成。

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ルクバーン・キャンプからシリア難民多数が新たに帰国(2019年4月16日)

SANA(4月16日付)は、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプに身を寄せていたシリア難民多数が、スフナ市南部のジュライギーム通行所を通過し、シリアに帰国したと伝え、写真と映像を公開した。

ルクバーン・キャンプの難民帰還をめぐっては、2月19日にロシア当事者和解調整センターと国外難民帰還調整委員会がジュライギーム通行所を開設するなど、受け入れ態勢を整えていたが、米国がこれに消極的な姿勢を示していた。

また、ルクバーン・キャンプを拠点とし、米国から支援を受ける反体制武装集団(革命特殊任務軍)やルクバーン・キャンプ総務政治関係委員会を名のる反体制派が、帰国を拒否すると表明、帰国を希望する難民に多額の金銭支払いを要求するなどの嫌がらせを行ってきた。

ルクバーン・キャンプには約5万人の難民が身を寄せているとされる。

AFP, April 16, 2019、ANHA, April 16, 2019、AP, April 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2019、al-Hayat, April 17, 2019、Reuters, April 16, 2019、SANA, April 16, 2019、UPI, April 16, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから305人、ヨルダンから661人の難民が帰国、避難民81人が帰宅(2019年4月16日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月16日付)を公開し、4月15日に難民966人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは305人(うち女性92人、子供155人)、ヨルダンから帰国したのは661人(うち女性198人、子供337人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は191,607人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者67,858人(うち女性20,501人、子ども34,526人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者123,749人(うち女性37,151人、子ども63,100人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 420,887人(うち女性126,310人、子供214,548人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,696,131人(うち女性2,000,839人、子供3,415,027人)。

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うち東グータ地方に帰宅したのは16人(うち女性8人、子供5人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは15人(うち女性4人、子供9人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは50人(うち女性6人、子供29人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は19,427人(うち女性6,380人、子供8,553人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,288,023人(うち女性388,939人、子供652,319人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 16, 2019をもとに作成。

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反体制派系メディアはシリア軍がルクバーン・キャンプから帰国したばかりの若者2人を射殺したと伝える(2019年4月15日)

ドゥラル・シャーミーヤ(4月15日付)など複数の反体制派系メディアは、イマード・ガーリーを名のる活動家の情報として、シリア軍がヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国したシリア難民の若者2人を射殺したと伝えた。

反体制派系メディアによると、この若者2人は、ロシア当事者和解調整センターと国外難民帰還調整委員会が2月末に、同キャンプや米占領下のヒムス県南東部タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)の難民・国内避難民を受け入れるためにジュライギーム通行所(ヒムス県)を設置したことを受け、最近になって帰国、ヒムス市ダイル・バアルバ地区の施設(学校)に収容されていたが、治安機関によって拘留され、脱出しようとしたところを射殺されたのだという。

なお、シリア軍はまた、2人を殺害した学校で若者20人を拘束し、連行したという。

AFP, April 15, 2019、ANHA, April 15, 2019、AP, April 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 15, 2019、al-Hayat, April 16, 2019、Reuters, April 15, 2019、SANA, April 15, 2019、UPI, April 15, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから322人、ヨルダンから795人の難民が帰国、避難民48人が帰宅(2019年4月15日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月15日付)を公開し、4月14日に難民1,160人が新たに帰国したと発表した。


このうちレバノンから帰国したのは322人(うち女性96人、子供163人)、ヨルダンから帰国したのは795人(うち女性239人、子供405人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は190,041人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者67,553人(うち女性20,409人、子ども34,371人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者123,088人(うち女性36,953人、子ども62,763人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 419,921人(うち女性126,020人、子供214,056人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,696,131人(うち女性2,000,839人、子供3,415,027人)。

一方、国内避難民48人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは20人(うち女性6人、子供9人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは11人(うち女性2人、子供7人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは17人(うち女性4人、子供5人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は19,346人(うち女性6,362人、子供8,510人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,287,942人(うち女性388,921人、子供652,276人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 15, 2019をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから279人、ヨルダンから1,041人、ルクバーン・キャンプから1,358人の難民が帰国(2019年4月14日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月14日付)を公開し、4月13日に難民1,320人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは279人(うち女性84人、子供142人)、ヨルダンから帰国したのは1,041人(うち女性312人、子供531人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は189,525人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者67,232人(うち女性20,313人、子ども34,208人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者122,293人(うち女性36,714人、子ども62,358人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 418,805人(うち女性125,685人、子供213,488人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,696,131人(うち女性2,000,839人、子供3,415,027人)。

一方、国内避難民1,447人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは19人(うち女性8人、子供7人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは17人(うち女性4人、子供11人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは1,411人(うち女性410人、子供778人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは1,411人のうち、1,358人(うち女性396人、子供757人)は米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから退去した難民。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は19,298人(うち女性6,350人、子供8,494人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,287,894人(うち女性388,909人、子供652,260人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 14, 2019をもとに作成。

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トルコの支援を受けるハムザ師団が避難民キャンプを襲撃(2019年4月13日)

アレッポ県では、ANHA(4月13日付)によると、トルコの占領下にあるバーブ市北部にあるシャルキーヤ・キャンプ(避難民キャンプ)をハムザ師団が襲撃した。

また、バーブ市では、トルコの支援を受ける反体制武装集団(いわゆる「ユーフラテスの盾」作戦司令室)の車輌が地雷に触れて爆発した。

さらに、北・東シリア自治局の支配下にあるマンビジュ市南部入口でもダーイシュ(イスラーム国)が残していった地雷が爆発した。

AFP, April 13, 2019、ANHA, April 13, 2019、AP, April 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2019、al-Hayat, April 14, 2019、Reuters, April 13, 2019、SANA, April 13, 2019、UPI, April 13, 2019などをもとに作成。

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ルクバーン・キャンプの難民数十世帯が米占領地域を経由して帰国(2019年4月13日)

SANA(4月13日付)は、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプに身を寄せていたシリア難民数十世帯が、スフナ市南部のジュライギーム通行所を通過し、シリアに帰国したと伝え、写真と映像を公開した。

ルクバーン・キャンプの難民帰還をめぐっては、2月19日にロシア当事者和解調整センターと国外難民帰還調整委員会がジュライギーム通行所を開設するなど、受け入れ態勢を整えていたが、米国がこれに消極的な姿勢を示していた。

また、ルクバーン・キャンプを拠点とし、米国から支援を受ける反体制武装集団(革命特殊任務軍)やルクバーン・キャンプ総務政治関係委員会を名のる反体制派が、帰国を拒否すると表明、帰国を希望する難民に多額の金銭支払いを要求するなどの嫌がらせを行ってきた。

ルクバーン・キャンプには約5万人の難民が身を寄せているとされる。





AFP, April 13, 2019、ANHA, April 13, 2019、AP, April 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2019、al-Hayat, April 14, 2019、Reuters, April 13, 2019、SANA, April 13, 2019、UPI, April 13, 2019などをもとに作成。

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