ルクバーン・キャンプからシリア難民多数が新たに帰国(2019年4月16日)

SANA(4月16日付)は、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプに身を寄せていたシリア難民多数が、スフナ市南部のジュライギーム通行所を通過し、シリアに帰国したと伝え、写真と映像を公開した。

ルクバーン・キャンプの難民帰還をめぐっては、2月19日にロシア当事者和解調整センターと国外難民帰還調整委員会がジュライギーム通行所を開設するなど、受け入れ態勢を整えていたが、米国がこれに消極的な姿勢を示していた。

また、ルクバーン・キャンプを拠点とし、米国から支援を受ける反体制武装集団(革命特殊任務軍)やルクバーン・キャンプ総務政治関係委員会を名のる反体制派が、帰国を拒否すると表明、帰国を希望する難民に多額の金銭支払いを要求するなどの嫌がらせを行ってきた。

ルクバーン・キャンプには約5万人の難民が身を寄せているとされる。

AFP, April 16, 2019、ANHA, April 16, 2019、AP, April 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2019、al-Hayat, April 17, 2019、Reuters, April 16, 2019、SANA, April 16, 2019、UPI, April 16, 2019などをもとに作成。

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