シャルア暫定大統領立ち会いのもと、陸路海路出入国管理総局とフランスの海運・物流企業のCMA CGM社の間でラタキア港への投資にかかる協定調印(2025年5月1日)

SANAによると、首都ダマスカスの人民宮殿で、アフマド・シャルア暫定大統領立ち会いのもと、陸路海路出入国管理総局とフランスの海運・物流企業のCMA CGM社の間で協定の調印が行われた。

調印は、ラタキア港の海運ハブとしての開発に向けたCMA CGM社による投資にかかるもの。

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SANAによると、シャルア暫定大統領は、ヤアラブ・バドル運輸大臣と会談し、通信ネットワークの開発や運輸インフラ改善にかかる計画について議論した。

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医療機器メーカーの深圳市奥健医疗科技有限公司(AOJテクノロジー)の周礼江中東地域ゼネラルディレクターを代表とする中国の使節団がシャルア暫定大統領と会談し、シリアへの投資の展望につて議論(2025年5月1日)

SANAによると、ヤアラブ・バドル運輸はシリアを訪れた中国の実業家や投資企業の代表らからなる使節団と会談し、運輸部門での支援の機会、両国の戦略的関係のレベル引き上げについて議論した。

医療機器メーカーの深圳市奥健医疗科技有限公司(AOJテクノロジー)の周礼江中東地域ゼネラルディレクターを代表とする中国の使節団はその後、アフマド・シャルア暫定大統領と会談し、シリアへの投資の展望につて議論した。

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アブドゥッラッザーク公共事業住宅大臣は国連人間居住計画(UN-Habitat)シリア事務所の高林博史所長らと会談(2025年5月1日)

SANAによると、ヒンド・カバワート社会問題労働大臣は、サウジアラビアのサルマーン国王人道支援活動センターの使節団と会談し、人道支援の協力拡大の仕組みについて議論した。

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SANAによると、ムスタファー・アブドゥッラッザーク公共事業住宅大臣は、国連人間居住計画(UN-Habitat)シリア事務所の高林博史所長らと会談し、支援体制の発展の方途について議論した。

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SANAによると、マズハル・ワイス法務大臣はナジャート・ルシュディーシリア問題担当国連特別副代表と会談し、司法制度の発展に向けた連携と協力の展望について議論した。

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SANAによると、ムスアブ・アリー保健大臣は、赤十字国際委員会(ICRC)シリア事務所のステファン・サカリアン代表らと会談し、損害が激しい地域や都市への医療支援の方途などについて議論した。

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ヒムス県、ダマスカス県、ダマスカス郊外県で住民らが相次いで殺害される(2025年4月30日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市のアクラマ地区とワアル地区を結ぶ街道で正体不明の武装グループが住民を銃で撃ち殺害した。

また、ヒムス市ヌール地区で男性の遺体が発見された。

さらに、アイスーン村で、スポーツのインストラクターが2人組の正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

このほか、正体不明の戦闘員1人がラカーマー村で空砲を撃ったのに合わせて、発砲したことを受けて、内務省総合治安局の部隊が村の民家複数棟を強襲し、住民5人を逮捕した。

また、これと前後して、外国人の戦闘員が村に到着し、村の治安責任者に任命されたという。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区で、ヒムス県出身の高齢の男性が銃で撃たれて死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ヤルダー市で住民1人が内務省総合治安局の分所の要員の発砲を受けて死亡した。

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共和国大ムフティー(高等ファトワー評議会議長)のリファーイー師が、ドゥルーズ派宗徒によるとされる預言者ムハンマドを侮辱する音声データの拡散についてビデオ声明を出し、団結を強調(2025年4月30日)

SANAによると、共和国大ムフティー(高等ファトワー評議会議長)のウサーマ・リファーイー師が、ドゥルーズ派宗徒によるとされる預言者ムハンマドを侮辱する音声データの拡散についてビデオ声明を出し、以下の通り述べた。

我々は今日、アッラーとその使徒、そしてウンマと人類、さらにはこの祖国の敵によってつけられたこの内乱(フィトナ)の炎を前に団結すべきだ。
我が国のために善を望まない者たちの声に耳を傾けてはならない。
すべてのシリア人の血は不可侵であり、我々は分断を拒絶し、復讐や報復を呼びかける声から距離を取らなければならない。

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外務在外居住者省は、ダマスカス郊外県ジャルマーナー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市などでの戦闘や混乱を受けて「国際的庇護」などを名目とした外国の干渉を拒否すると発表(2025年4月30日)

外務在外居住者省は、ダマスカス郊外県ジャルマーナー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市などでの戦闘や混乱を受けて、フェイスブックなどを通じて声明を出し、「国際的庇護」などを名目とした外国の干渉を拒否すると発表した。

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ダマスカス郊外県アシュラフィーヤト・サフナーヤー市で、シャルア移行期政権の国防省予備部隊とドゥルーズ派からなる地元の武装グループが激しく交戦、40人あまり死傷:スワイダー県でもドゥルーズ派が標的に(2025年4月30日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市および周辺一帯で、アフマド・シャルア移行期政権の国防省予備部隊とドゥルーズ派からなる地元の武装グループが29日夜から30日未明にかけて激しい戦闘を続けた。

戦闘激化を受けて、内務省総合治安局が外出禁止令を発出した。

これにより、双方合わせて22人(うち16人が国防省予備部隊兵士・内務省総合治安局隊員、6人がドゥルーズ派住民)が死亡、15人あまりが負傷した。

また、内務省総合治安局は大規模な捜索活動を実施し、40人あまりの住民を逮捕、連行した。

一方、SANAは、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市にある内務省総合治安局の検問所が29日晩に法律違反者のグループの襲撃を受けて、隊員3人が負傷したと伝えた。

また、別のグループが同市の農地に展開し、民間の車輌や内務省総合治安局の車輌に向けて発砲し、6人が死亡、複数が負傷した。

保健省広報局によると、法律違反者のグループの襲撃による死者は11人、負傷者多数に上った。

これに対して、内務省総合治安局はアシュラフィーヤト・サフナーヤー市一帯に増援部隊を派遣し、すべての街区に展開、多数を逮捕した。




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スワイダー県では、シリア人権監視団スワイダー24によると、国防省予備部隊、内務省総合治安局がダウル村に対して、無人航空機などで攻撃を加え、ドゥルーズ派の宗徒3人が負傷した。

これと前後して、ブラーク村に近い、首都ダマスカスとスワイダー県を結ぶ街道で、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市の住民を守るために同市に向かっていた地元武装集団の車列が武装グループの要撃を受けて、若者多数が死亡した。

戦闘では、車列を襲撃した武装グループのメンバー少なくとも8人も死亡した。

また、アフマド・シャルア移行期政権を支持する武装グループが、ドゥルーズ派が住むラッサース村と大スワラ村の民家を襲撃した。

さらに、国防省所属の第40師団の部隊が内務省総合治安局の部隊とともに、大スワラ村内に展開した。

一方、SANAによると、法律違反者のグループがスワイダー県とダルアー県を結ぶ高速道路近くで内務省総合治安局を襲撃、2人を殺害した。

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SANAによると、ダマスカス郊外県、スワイダー県、ダルアー県、クナイトラ県の各知事と地元の名士らが会合を開き、ジャルマーナー市やアシュラフィーヤト・サフナーヤー市での戦闘を収束させるための原則合意を交わした。

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通信情報技術省は、米通信会社UNIFI、シリア・テレコム、キプロス通信庁(CYTA)との協力により、米財務省外国資産管理局(OFAC)から認可を受けた「ウガリット2」計画の第1段階が成功裏に完了したと発表(2025年4月30日)

SANAによると、通信情報技術省は、米国の通信会社UNIFI、シリア・テレコム、キプロス通信庁(CYTA)との協力により、米財務省外国資産管理局(OFAC)から認可を受けた「ウガリット2」計画の第1段階が成功裏に完了したと発表した。

「ウガリット2」計画は、キプロス経由でのシリアの国際デジタル接続を回復・近代化することを目的としたもの。

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シャイバーニー外務在外居住者大臣、トゥルクー養育教育大臣、シュクリー宗教関係大臣、バシール・エネルギー大臣が各国要人と会談(2025年4月30日)

SANAによると、米ニューヨークに滞在中のアスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、ポルトガルのノーノ・サンバイオ対外協力担当国務大臣、ニューヨーク市のシリア正教会米東部教区の総代理司教のジャン・クワーク大司教と会談した。

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SANAによると、ムハンマド・アブドゥッラフマーン・トゥルクー養育教育大臣は、アン・スノウ英シリア担当特使と会談し、教育制度発展に向けた協力の強化の方途について議論した。

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SANAによると、ムハンマド・アブー・ハイル・シュクリー宗教関係大臣は、世界教会評議会の使節団と会談し、社会平和や宗教間対話の強化の方途について議論した。

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SANAによると、ムハンマド・バシール・エネルギー大臣は英ガルフ・サンド社のジョン・ベル氏と会談、石油部門への投資再活性化の方途について議論した。

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アレッポ市などで正体不明の武装グループが住民らを相次いで殺害(2025年4月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のザブディーヤ地区で2人組の武装グループが住民1人を銃で撃ち殺害した。

また、アレッポ市スッカリー地区で前政権のシリア軍の協力者とされる男性1人が武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

さらに、アレッポ市のマサーキン・ハナーヌー地区では、シャーム自由人イスラーム運動のメンバー1人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、タルナバ村近郊で、前政権によって殺害されたと見られる住民3人が埋葬された集団墓地が発見された。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、28日に誘拐されていたカルフィース村の若い男性が、正体不明の武装グループによって銃で殺害され、遺体で発見された。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、スライヒーン村で正体不明の武装グループが若い男性1人(前政権の軍事情報部の職員)を銃で撃ち殺害した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市のムハージリーン地区出身のきょうだい2人がダイル・バアルバ地区で正体不明の武装グループの襲撃を受けて死亡した。

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ドゥルーズ派の最高宗教指導者のヒジュリー師はダマスカス郊外県ジャルマーナー市での戦闘を「憎むべきテロ攻撃」と断じたうえで、「暫定政権は何をしているのか」「なぜ決定を包み隠すのか」と非難(2025年4月29日)

ドゥルーズ派の最高宗教指導者のヒクマト・ヒジュリー師は、ムワッヒド・ドゥルーズ・ムスリム精神指導部のフェイスブック・アカウントを通じて声明を出し、預言者ムハンマドを侮辱した録音データの拡散を契機に発生したダマスカス郊外県ジャルマーナー市での戦闘に関して、タクフィール主義テロ一味によって殺害された無辜の住民に哀悼の意を捧げるとともに、「憎むべきテロ攻撃」として強く非難した。

ヒジュリー師はまた、アフマド・シャルア移行期政権のもとで続く虐殺と不安定が偶発的なものではなかったとしてうえで、「裏切者認定」の新たな風潮を非難、「暫定政権は何をしているのか」「なぜ決定を包み隠すのか」と非難した。

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一方、SANAによると、ドゥルーズ派のシャイフ・アクル府が声明を出し、あらゆる侮辱を拒否するとしたうえで、「祖国の敵」による行為であり、その「目的は分断」、「シリアの愛国的インフラの解体」にあると批判した。

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ダマスカス郊外県ジャルマーナー市、サフナーヤー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市での戦闘に呼応するかたちでスワイダー県のサアラ航空基地を正体不明の武装グループが襲撃(2025年4月29日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ドゥルーズ派信徒によるとされる預言者ムハンマドを侮辱する録音データの拡散に伴うダマスカス郊外県のジャルマーナー市、サフナーヤー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市での混乱に関連して、正体不明の武装グループがサアラ航空基地を迫撃砲などで攻撃した。

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ダマスカス郊外県ジャルマーナー市に続いて、サフナーヤー市とアシュラフィーヤト・サフナーヤー市でも激しい戦闘(2025年4月29日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、サフナーヤー市とアシュラフィーヤト・サフナーヤー市で28日深夜から29日未明にかけて、地元の武装グループがアフマド・シャルア移行期政権の内務省総合治安局の検問所1ヵ所を襲撃、激しい戦闘となった。

これを受けて、内務省総合治安局は両市で午後11時から翌朝まで外出禁止令を発出した。

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法務省は預言者ムハンマドを侮辱した録音データの発信者をドゥルーズ派の宗教指導者の1人マルワーン・キーワーン師と特定し、同師に対して逮捕状を発行:キーワーン師は関与を否定(2025年4月29日)

ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、法務省は、預言者ムハンマドを侮辱した録音データの発信者をドゥルーズ派の宗教指導者の1人マルワーン・キーワーン師と特定し、同師に対して逮捕状を発行した。

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これに対して、キーワーン師は、シリア化学兵器記録センター所長のザーヒル・サーキト氏(准将)のXを通じて、関与を否定する映像を公開した。

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ダマスカス郊外県ジャルマーナー市での戦闘収束に向け、シャルア移行期政権と地元の名士らが合意(2025年4月29日)

SANA、ジャルマーナー・ニュース・ネットによると、犠牲者や被害者の補償、加害者の処罰、事件の真相のメディアでの発表を骨子とする合意が成立した。

合意は、アフマド・シャルア移行期政権のアーミル・シャイフ・ダマスカス県知事の名代として、東グータ郡高官のムハンマド・アリー・アーミル氏が、ダマスカス郊外県の政治問題局長のアフマド・トゥウマ氏とともに、ジャルマーナー市の名士やドゥルーズ派の宗教指導者らとの会談で交わされた。

その内容は以下の通り。

市内で殺害された若者たちの遺族に対し、権利の回復と損害の補償を保証する。
攻撃に関与した者の責任追及と、正規の手続きに従って司法に引き渡す努力を行うことを約束する。
事件の実態をメディアで明らかにし、あらゆるかたちの扇動を抑制する。
民間人の往来のためダマスカス県とスワイダ県間の交通の確保に努める。


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ドゥルーズ派信徒によるとされる預言者ムハンマドを侮辱する録音データが拡散:ダマスカス郊外県ジャルマーナー市で、ドゥルーズ派への憎悪や敵意を煽るような動きが強まり、戦闘に発展、30人あまりが死傷(2025年4月29日)

シリア人権監視団によると、ドゥルーズ派信徒によるとされる預言者ムハンマドを侮辱する録音データが拡散されたことを受けて、ダマスカス郊外県のジャルマーナー市で、ドゥルーズ派への憎悪や敵意を煽るような動きが強まり、28日深夜から29日未明にかけて、武装グループと地元住民(ドゥルーズ派)を軽火器や中火器で激しい撃ち合いとなった。

事態に対処するため、アフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊(新シリア軍)の大規模部隊がジャルマーナー市一帯に集結し、戦闘を収束させようとして一部街区を砲撃した。

また、内務省総合治安局の部隊が、違反行為の阻止と外出禁止令を発出するためにジャルマーナー市一帯に展開した。

戦闘を受けて、住民がドゥルーズ派の学生らがジャルマーナー市から避難した。

一連の戦闘で、住民7人、武装グループのメンバー(移行期政権予備部隊の兵士)7人が死亡、住民15人を含む複数人が負傷した。

なお、音声データの拡散を受けて、アレッポ大学とヒムス大学の大学寮などでもドゥルーズ派への憎悪や敵意を煽るような動きが見られた。

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SANAによると、内務省は報道声明を出し、預言者ムハンマドを侮辱した録音データが拡散された件について、重大な関心を持っているとしたうえで、関係当局が、録音データの声の主を特定するための調査を行っていると発表した。

内務省はまた、声明のなかで、預言者の地位を擁護した市民や宗教関係者に謝意を示すとともに、公共の秩序を守り、治安の紊乱、個人の命や財産を脅かさないよう強調した。

内務省はさらに、この件を受けて、ジャルマーナー市一帯で、同市内外の武装グループどうしが断続的に交戦、これにより同地に展開していた内務省総合治安局の隊員を含む複数の死傷者が出たと発表した。

また、これに対して、総合治安局の複数の部隊が国防省部隊の支援を受けて、戦闘を収束させ、住民を守り、社会平和を維持するために同地に展開し、同様の事件が再発するのを阻止するために封鎖措置が講じられるとともに、法律違反者の追跡が行われたと付言した。


一方、宗教関係省は、この件について声明を出し、本件を引き続き注視するとともに、宗教的・国家的アイデンティティの根幹をなす聖地や宗教的象徴の保護に深い関心を寄せていると発表した。

SANAによると、法務省は声明を出し、この事件について、預言者ムハンマド(彼に平安あれ)への侮辱行為に対して決して寛容な姿勢を取らないと表明した。

また、宗派対立を煽る者たちを裁くために、正当な手段として司法制度に訴えることの重要性を強調した。

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シャルア暫定大統領はシリア正教会のイグナティウス・エフレム2世総主教を代表とする使節団と会談(2025年4月29日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は、首都ダマスカスの人民宮殿でシリア正教会のイグナティウス・エフレム2世総主教を代表とする使節団と会談した。

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カタールのアブドゥッラフマーン文化大臣、カタール討論センターおよびシャルク青年フォーラムの使節団がシリアを訪れる(2025年4月29日)

SANAによると、カタールのアブドゥッラフマーン・ビン・ハマド・ビン・ジャースィム・ビン・ハマド・アール・サーニー文化大臣がシリアを訪れ、ムハンマド・ヤースィーン・サーリフ文化大臣と会談した。

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SANAによると、マルワーン・ハラビー高等教育大臣が、カタール討論センターおよびシャルク青年フォーラムの使節団と会談した。

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SANAによると、ラーイド・サーリフ緊急事態災害大臣は、国際赤十字委員会(ICRC)のピエール・クラーヘンビュール総裁と会談し、シリア国民が直面する課題、失踪者の問題、人道的ニーズについて議論した。

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SANAによると、ムハンマド・バシール・エネルギー大臣が世界食糧計画(WFP)シリア事務所のマリアン・ワード代表と会談し、協力関係強化の方途について議論した。

バシール・エネルギー大臣はまた、おける国連児童基金(UNICEF)シリア事務所の木村泰政代表と会談し、協力強化の方途について議論した。

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シャイバーニー外務在外居住者大臣は国連総会での演説で外国の干渉やシリア分割の計略を拒否すると述べるとともに、シリアに対する経済制裁解除の必要を訴える(2025年4月29日)

SANAによると、シャイバーニー外務在外居住者大臣は国連総会で演説を行った。

演説のなかで、シャイバーニー外務在外居住者大臣は、外国の干渉やシリア分割の計略を拒否すると述べるとともに、シリアに対する経済制裁解除の必要を訴えた。

また、シリアに対するイスラエルの攻撃に対して国際社会が責任をもって対応するよう求める一方、ガザ地区での即時停戦を呼びかけた。


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SANAによると、シャイバーニー外務在外居住者大臣はまた、総会での演説と前後して、シリア・アラブ共和国における行方不明者に関する独立機関のカーラ・キンターナ代表、米国在住のシリア人ユダヤ教徒の使節団、アフメト・ユルドゥズ・トルコ国連常駐代表(大使)、在ニューヨーク国連の欧州各国常駐代表ら、ワシーリー・ネベンジャ・ロシア国連常駐代表(大使)、ジャン=ノエル・バロー・フランス大使と会談した。





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ラタキア県、アレッポ県、ハマー県、ダマスカス郊外県などで住民の殺害相次ぐ(2025年4月28日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、70歳代の男性がジャブラ市近郊のルマイラ村の自宅前で正体不明の武装グループによって殺害された。

また、3月のアフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊と国防省部隊によるアラウィー派住民への虐殺のなかで、殺害されたと見られるアラウィー派住民6人を遺棄した集団墓地がカルダーハ市近郊のブスターン・バーシャー村で発見された。

一方、SANAによると、アイン・バイダー町で内務省総合治安局が旧シリア軍第25特殊任務師団に所属していたムハンマド・ジャウダト・シハーダ容疑者を逮捕した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のアレッポ大学の職員が前政権とつながりがあったと疑われ、正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市でアフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊の兵士が民家に押し入ろうとして、警官に射殺された。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ディーマース町で、1ヵ月前に誘拐され、行方不明になっていた男性が即決処刑され、遺体で発見された。

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ダルアー県では、SANAによると、ラジャート高原一帯で内務省総合治安局が法律違反者、誘拐犯、窃盗犯らに対する治安作戦を実施した。

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サーリフ緊急事態災害大臣はカタールを訪問し、ハマド内務大臣と会談:シャイバーニー外務在外居住者大臣はニューヨークで国連関係者らと相次いで会談(2025年4月28日)

SANAによると、ラーイド・サーリフ緊急事態災害大臣は、第7回世界安全保障フォーラム・ドーハ2025に出席するためにカタールを訪問し、ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー内務大臣(兼内務治安部隊司令官)と会談し、両国関係の強化の方途について議論した。

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SANAによると、米ニューヨークを訪問中のアスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長、フィレモン・ヤン国連総会議長、中国の傅聡国連常駐代表(国連大使)、英国のバーバラ・ウッドワード国連常駐代表(国連大使)、アントニオ・グテーレス国連事務総長、中満泉国連事務次長(軍縮担当)、フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官と会談した。






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SANAによると、マルワーン・ハラビー高等教育科学研究大臣は、スーダンの実業家からなる使節団と会談し、教育分野においる投資の展望について議論した。

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アレッポ県アフリーン市でシリア国民軍ムウタスィム師団の本部が正体不明の武装グループの襲撃を受け、戦闘員2人が死亡、4人が負傷(2025年4月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アフリーン市でシリア国民軍に所属するムウタスィム師団の本部が正体不明の武装グループの襲撃を受け、戦闘員2人が死亡、4人が負傷した。

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シリア人権監視団:今年に入って帰属する宗派を理由に殺害された人の数は210人に(2025年4月27日)

シリア人権監視団は、今年に入って、帰属する宗派を理由に殺害された人の数が210人(うち男性197人、女性10人、子ども3人)に達していると発表した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のフサイナート地区で正体不明の武装グループが前政権の関係者2人を銃で撃ち殺害した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、バイト・サギーラ村で正体不明の武装集団が、若い男性1人が銃で撃たれて死亡した。

また、フィドユー村で内務省総合治安局が誤射し、若い男性1人が死亡した。

さらに、ジャブラ市で正体不明の武装グループが若い男性を銃で撃ち殺害した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、前政権の国防隊が首を斬って殺害した住民17人の遺体が発見された。

また、オートバイに乗った2人組の武装グループがヒムス市のフルン・ナーズィヒーン地区の民家に向けて発砲し、女性1人を殺害した。

さらに、タッルカラフ市近郊のマスィーダ村で内務省総合治安局が検問で制止を振り切ろうとした2人を銃で撃ち、1人が即死、1人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のジュマイリーヤ地区で、レバノンのヒズブッラーの元メンバー1人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフワ村とウンム・ワラド村を結ぶ街道で、オートバイに乗った正体不明の武装グループが若い男性1人を殺害した。

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サウジアラビアとカタールの財務省は共同声明を出し、シリアが世界銀行(WB)に対して抱えていた約1,500万ドルの滞納金を肩代わりし、支払ったと発表(2025年4月27日)

SANAによると、サウジアラビアとカタールの財務省は共同声明を出し、シリアが世界銀行(WB)に対して抱えていた約1,500万ドルの滞納金を肩代わりし、支払ったと発表した。

これに対して、シリア外務在外居住者省は声明を出し、両国に謝意を示した。

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シャイバーニー外務在外居住者大臣はニューヨークで国連関係者らと会談:ハッターブ内務大臣はドイツのフェーザー内務大臣とオーストリアのカーター内務大臣と会談(2025年4月27日)

SANAによると、米ニューヨークを訪問中のアスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣が、リビアのターヒル・スンニー国連大使と会談した。

シャイバーニー外務在外居住者大臣はまた、在米シリア人使節団と会談した。

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SANAによると、マルワーン・ハラビー高等教育科学研究大臣が在カナダ・シリア人使節団と会談した。

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SANAによると、アナス・ハッターブ内務大臣が、ドイツのナンシー・フェーザー内務大臣とオーストリアのゲルハルト・カーター内務大臣を代表とする両国合同使節団と会談し、三国の治安分野での協力強化の方途について議論した。

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大統領府は、シリア民主軍指導部との合意の進捗に関して声明を発表し、連邦制を主唱するシリア民主軍の姿勢を、合意内容と矛盾し、国家の統一と領土の一体性を脅かすものだと批判(2025年4月27日)

SANAによると、大統領府は、シリア民主軍指導部との合意の進捗に関して声明を発表し、連邦制を主唱するシリア民主軍の姿勢を、合意内容と矛盾し、国家の統一と領土の一体性を脅かすものだと批判した。

声明において、大統領府は以下の点を強調した。

合意は、包括的な国民精神のもとに実施されるならば、建設的な一歩となるものであり、私的なプロジェクトや排他的な計画とは無縁でなければならない。
我々は、連邦制や自治政府といった名目の下に、国家的合意なく分離的な現実や独立した組織体を押し付けようとするあらゆる試みを、明確に拒否する。
シリアの領土及び国民の統一は「越えてはならない一線」であり、これを超える行為は国家的枠組みからの逸脱であり、シリアの統一的アイデンティティを損なうものである。
一部地域における人口構成の変更を志向する危険な動きに対し、極めて深い懸念を表明する。このような動きは、シリア社会の社会的織り成しを脅かし、包括的な国家的解決の機会を損なうものである。
シリア民主軍の支配地域において、シリア国家機関の業務を妨害し、国民が国家のサービスにアクセスすることを制限し、国家資源を独占して国家の枠組み外で運用し、分断を深め、国家主権を脅かす行為に対し、強く警告する。
シリア民主軍の指導部が、シリア北東部地域における意思決定を独占することは認められない。
クルド人を含むすべてのシリア国民の権利が、一つの統一されたシリア国家の枠組みの中で、完全な市民権と法の下の平等として保障・尊重されるべきであり、いかなる外部からの介入や外国の保護も不要であることを改めて強調する。
シリア民主軍に対して、締結された合意への真摯な履行、ならびに狭い個別利害や外部勢力の思惑に左右されることなく、最高の国家的利益を最優先することを求める。

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シャルア暫定大統領は、ムハンマド・アンジャラーニー地方行政環境大臣と会談し、国民へのサービス提供、市民に提供されるサービスの向上および地方機関の業務能力強化の方途について議論した。

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ロイター通信:シャルア移行期政権は米国が制裁解除の条件として提示した8項目に対して回答:外国戦闘員の排除や、対テロ作戦での米国との協力、イスラエルへの脅威とならないことへの回答は消極的(2025年4月26日)

ロイター通信は、アフマド・シャルア移行期政権は、米国が制裁解除の条件として提示した8項目に対する回答が示された書簡を独占入手したとして、その内容を報じた。

それによると、書簡は、4ページからなり、そのなかで、シリアで行方不明となった米国人記者オースティン・タイス氏の捜索のため外務省に連絡事務所を設置すること、化学兵器備蓄問題に取り組み、国際的な兵器監視機関との連携を強化することを誓約したという。

だが、一方で、外国戦闘員の排除や、対テロ作戦での米国との協力に関しては、「より広範な協議セッションが必要である」と述べるなど、言及が限定的であったという。

軍における階級授与についても、「6名の昇進発表後、停止された」としつつ、昇進した外国人戦闘員の地位が剥奪されたかどうかや、今後の措置については明記していない。

移行期政権は、「米国および西側諸国の利益に対する脅威を一切容認しない」方針であり、「適切な法的措置」を講じると誓約しているが、詳細については言及がなされていない。

一方、イスラエルへの脅威とならないとの条件については、「未解決」とされた。

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アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯で、シリア民主軍と、シリア国民軍スルターン・ムラード師団が交戦し、スルターン・ムラード師団の戦闘員1人が死亡(2025年4月26日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ティシュリーン・ダム一帯で、シリア民主軍と、シリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団が衝突、交戦し、スルターン・ムラード師団の戦闘員1人が死亡した。

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