シリア民主軍は、ヒムス県タドムル市近郊での有志連合部隊に対する襲撃について、フェイスブックを通じて以下の通り声明を発表した。
シリア民主軍総司令部は、テロとの戦いという任務を遂行中、シリア領内で発生した卑劣なテロ攻撃により、米軍兵士2人が殉職したことを受け、同盟者である米軍および米国民に対し、心からの哀悼の意を表する。我々は、このテロ攻撃を最も強い言葉で非難するとともに、有志連合の同盟国との完全な協力関係のもと、テロ組織が再び勢力を再編し、地域および世界の安全を脅かすことを決して許さないことを確認する。これらの組織に資金提供し、支援する勢力に対する対応は、断固かつ直接的なものとなる。
シリア民主軍は、北・東シリア地域においてテロ組織ダーイシュを根絶し、その軍事的基盤を破壊する能力を証明してきた。我々は改めて、シリア全土のいかなる場所であっても残存勢力を追跡し、ためらうことなく、遅滞なく、テロを根絶する決意を有していることを強調する。
また、犠牲者の家族およびその仲間たちに対する全面的な連帯を表明するとともに、負傷者の一日も早い回復を願う。
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