イランのロウハーニー大統領が国連総会で演説「違法な武力行使への脅迫や、実際の武力行使は暴力と危機をさらに悪化させるだけ」(2015年9月28日)

イランのハサン・ロウハーニー大統領は28日、国連総会で一般討論演説を行った。

シリア情勢に関して、ロウハーニー大統領は以下のように述べた。

「シリアにおける人道危機は、我々の地域における暴力と過激主義の拡散を示す痛ましい一例だ。危機の当初から、そして一部の地域および国際社会のアクターが、シリアに武器や諜報を注ぎ込み、過激派を積極的に支援することで、事態の軍事化に寄与している間、我々は、シリア危機には軍事的解決策はないと強調してきた。拡張主義的な戦略や目的の追求や、地域のバランスを代理人を通じて変化させようとする試みは、人道的なレトリックではカムフラージュできない。無実の人々の殺戮を早急に終わらせることを国際社会の共通の目標とすべきだ。あらゆる化学兵器の使用を非難するとともに、我々は、シリアが化学兵器禁止条約を受諾したことを歓迎している。また過激派がこうした武器を入手することが、地域をさらなる危険へと陥れることは、あらゆる武器不拡散にかかる計画において考慮されるべきだと考えている。同時に、違法で効果のない武力行使への脅迫や、実際に武力行使を行うことが、地域における暴力と危機をさらに悪化させるだけだと点を強調したい」。

AFP, September 28, 2015、AP, September 28, 2015、ARA News, September 28, 2015、Champress, September 28, 2015、al-Hayat, September 28, 2015、Iraqi News, September 28, 2015、Kull-na Shuraka’, September 28, 2015、al-Mada Press, September 28, 2015、Naharnet, September 28, 2015、NNA, September 28, 2015、Reuters, September 28, 2015、SANA, September 28, 2015、UPI, September 28, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カテゴリー: シリア政府の動き, 反体制勢力の動き, 国内の暴力, 諸外国の動き パーマリンク