米国防総省報道官「米国が投下した50トンの弾薬の一部はYPGに渡っている可能性がある」(2015年10月16日)

米国防総省のピーター・クック報道官は、米国がシリア北部で活動するシリア・アラブ同盟に対して約50トンの弾薬を投下したことに関して、「シリアのアラブ人武装勢力のためのものだと理解しているが、現地には他の反体制組織もおり、これらの組織が武器の一部を手にし得る可能性はある」と述べ、弾薬の一部が西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊にも供与されている可能性を示唆した。

ARA News(10月16日付)が伝えた。

AFP, October 16, 2015、AP, October 16, 2015、ARA News, October 16, 2015、Champress, October 16, 2015、al-Hayat, October 17, 2015、Iraqi News, October 16, 2015、Kull-na Shuraka’, October 16, 2015、al-Mada Press, October 16, 2015、Naharnet, October 16, 2015、NNA, October 16, 2015、Reuters, October 16, 2015、SANA, October 16, 2015、UPI, October 16, 2015などをもとに作成。

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