ヨルダンのアブドゥッラー2世国王「ダーイシュ(イスラーム国)と戦うため、シリア南部の反体制派を支援すべき」(2015年12月1日)

ヨルダンのアブドゥッラー2世国王は『デイリー・テレグラフ』(12月1日付)に対して、ダーイシュ(イスラーム国)との戦いに関して「我々はハワーリジュ派という無法者と戦っていると述べてきたが…、こうしたテロリスト、無法者が世界全体を脅かすようになっている」としたうえで、「イラクに焦点を当てるだけでは不十分だ。なぜならシリア彼ら(ダーイシュ)はシリアの広範な地域を制圧し、アジアやアフリカといった地域への足がかりにしようとしているからだ」と述べ、シリアへの介入の必要を強調した。

アブドゥッラー2世国王はまた「我々はシリアでの政治的解決を追求する一方、この国(シリア)、そしてあらゆる場所で彼ら(ダーイシュ)と戦わなければならない」と強調、「我々はシリア国内にいるシリアの反体制派とともに活動し、ハワーリジュ派を打ち負かす必要がある。シリアの反体制派、とりわけ南部にいる反体制派は戦う能力と意志があり、我々が支援するに値する」と述べた。

AFP, December 2, 2015、AP, December 2, 2015、ARA News, December 2, 2015、Champress, December 2, 2015、Daily Telegraph, December 1, 2015、al-Hayat, December 3, 2015、Iraqi News, December 2, 2015、Kull-na Shuraka’, December 2, 2015、al-Mada Press, December 2, 2015、Naharnet, December 2, 2015、NNA, December 2, 2015、Reuters, December 2, 2015、SANA, December 2, 2015、UPI, December 2, 2015などをもとに作成。

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