シリアの閣僚が「アラブの春」波及後初めてエジプトを訪問(2015年12月5日)

ARA News(12月5日付)は、ムハンマド・ワリード・ガザール住宅都市開発大臣を団長とするシリア政府使節団が、レバノンのベイルート国際空港を経由して、エジプトの首都カイロを訪問した、と報じた。

シリア政府の閣僚がエジプトを訪問するのは、2011年に「アラブの春」がエジプト、シリア両国に波及して以降これが初めてとなる。

この訪問に関して、エジプトのムスタファー・マドブーリー住宅大臣は「(ガザール大臣の)訪問はシリア政府との調整のもとに行われておらず、訪問の目的は今のところ不明だ」と述べた。

AFP, December 5, 2015、AP, December 5, 2015、ARA News, December 5, 2015、Champress, December 5, 2015、al-Hayat, December 6, 2015、Iraqi News, December 5, 2015、Kull-na Shuraka’, December 5, 2015、al-Mada Press, December 5, 2015、Naharnet, December 5, 2015、NNA, December 5, 2015、Reuters, December 5, 2015、SANA, December 5, 2015、UPI, December 5, 2015などをもとに作成。

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