ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、3月26日に10件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。
停戦違反の内訳はアレッポ県4件、ラタキア県3件、そのほか3件。
なお、米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降、1ヶ月間での停戦違反件数は304件を記録しているという。
また、シリア駐留ロシア空軍は過去24時間に40回の出撃を行い、ヒムス県タドムル市一帯のダーイシュ(イスラーム国)の拠点など117カ所を空爆し、戦闘員80人以上を殺害、司令拠点8カ所、戦車2輌、防衛拠点3カ所、車輌8輌、武器弾薬庫6カ所を破壊した。
AFP, March 27, 2016、AP, March 27, 2016、ARA News, March 27, 2016、Champress, March 27, 2016、al-Hayat, March 28, 2016、Iraqi News, March 27, 2016、Kull-na Shuraka’, March 27, 2016、al-Mada Press, March 27, 2016、Naharnet, March 27, 2016、NNA, March 27, 2016、Reuters, March 27, 2016、SANA, March 27, 2016、UPI, March 27, 2016などをもとに作成。
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