PYDのムスリム共同党首はフランスに「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」の在外代表部設置の意思を表明するも、フランス外務省はただちにこれを拒否(2016年3月31日)

Kull-na Shuraka', April 1, 2016

Kull-na Shuraka’, April 1, 2016

西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首はフランス24(3月31日付)のインタビューに応じ、そのなかで「人民防衛部隊主体のシリア民主軍は有志連合とともにラッカ解放の準備をしている」と述べるとともに、解放にはラッカのアラブ人住民がシリア民主軍に参加する必要があると強調した。

また、ムスリム共同党首は、西クルディスタン移行期民政局のイニシアチブのもとで樹立宣言された「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」に関して、フランスなどに在外代表部(大使館)を樹立する意向を表明した。

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なお、これに関して、フランス外務省報道官は、フランスにおいてシリアのクルド人によるいかなる代表部も承認する可能性はない。フランスには2012年以来、パリにシリア革命反体制勢力国民連立の政治代表部がある」と発表し、「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」在外代表部の設置を拒否した。

AFP, April 1, 2016、AP, April 1, 2016、ARA News, April 1, 2016、Champress, April 1, 2016、al-Hayat, April 2, 2016、Iraqi News, April 1, 2016、Kull-na Shuraka’, April 1, 2016、al-Mada Press, April 1, 2016、Naharnet, April 1, 2016、NNA, April 1, 2016、Reuters, April 1, 2016、SANA, April 1, 2016、UPI, April 1, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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