ダーイシュがYPG主体のシリア民主軍との戦闘の末、マンビジュ市郊外のザアタル工場を奪還(2016年7月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が包囲を続けるマンビジュ市とその郊外一帯で、シリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

SNN(7月5日付)によると、この戦闘でダーイシュはマンビジュ市北部のダーダート村に近いザアタル工場を奪還した。

ダーイシュはまた、マンビジュ市一帯での戦闘で拘束したとされるシリア民主軍北の太陽大隊の治安部隊付士官のユースフ・アブドゥー・サアドゥーン氏の映像を公開した。

同氏は、マンビジュ市での戦闘で戦死した北の太陽大隊司令官ファイサル・サアドゥーン氏(アブー・ライラー)の弟。

映像では、暴行の跡が見られ、オレンジ色の囚人服を着せられたユースフ氏が、ダーイシュが10日ほどでマンビジュ市から退却すると思っていたが、実際はそうならなかったなどと告白している。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアーラーク油田一帯のダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆、またタドムル市とスフナ市を結ぶ街道一帯、ジュッブ・ジャッラーフ町一帯でシリア軍がダーイシュと交戦した。

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ハサカ県では、ARA News(7月5日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がシャッダーディー市郊外での戦闘でダーイシュ(イスラーム国)戦闘員20人を殲滅したと発表した。

AFP, July 5, 2016、AP, July 5, 2016、ARA News, July 5, 2016、Champress, July 5, 2016、al-Hayat, July 6, 2016、Iraqi News, July 5, 2016、Kull-na Shuraka’, July 5, 2016、al-Mada Press, July 5, 2016、Naharnet, July 5, 2016、NNA, July 5, 2016、Reuters, July 5, 2016、SANA, July 5, 2016、SNN, July 5, 2016、UPI, July 5, 2016などをもとに作成。

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