米主導の有志連合によるマンビジュ市爆撃で女性1人とその子供4人を含む住民5人が死亡(2016年7月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、有志連合戦闘機が、ダーイシュ(イスラーム国)が籠城を続けるマンビジュ市各所を空爆し、女性1人とその子供4人を含む住民5人が死亡した。

また同市内では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュが戦闘を続け、ARA News(7月17日付)によると、マンビジュ市内のヌフース地区、ラービト街道一帯を制圧した。

有志連合は、マンビジュ市以外にもダーイシュの支配下にある県東部のマフドゥーム村を空爆した。

一方、ARA News(7月17日付)によると、ティシュリーン・ダム東部でシリア民主軍とダーイシュが交戦し、ダーイシュの司令官(アミール)の一人アブー・フィラース・サフワーニー氏が死亡した。

また、トルコ国境に近い北部の反体制武装集団の拠点都市マーリア市をダーイシュ(イスラーム国)が砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うワリード・ブン・ワリード軍の支配下にあるアシュアリー農場一帯を空爆した。

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ハマー県では、SANA(7月17日付)によると、シリア軍がティバーラト・ディーバ村、アブー・ハナーヤー村、アブー・フバイラート村、ハルダーナー村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(7月17日付)によると、シリア軍がブガイリーヤ村、ジャフラ村一帯、サルダ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

また、ARA News(7月17日付)によると、ロシア軍航空機がダイル・ザウル市内のシリア政府支配地域に食糧・燃料などの物資を投下した。

AFP, July 17, 2016、AP, July 17, 2016、ARA News, July 17, 2016、Champress, July 17, 2016、al-Hayat, July 18, 2016、Iraqi News, July 17, 2016、Kull-na Shuraka’, July 17, 2016、al-Mada Press, July 17, 2016、Naharnet, July 17, 2016、NNA, July 17, 2016、Reuters, July 17, 2016、SANA, July 17, 2016、UPI, July 17, 2016などをもとに作成。

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