外務在外居住者省は、6日にアレッポ市スッカリー地区での空爆でシリア軍が塩素ガスを装填した爆弾を使用したとする民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)の主張に関して、この手の有毒ガスを使用するのが、「テロ組織」の側であると反論、シリア軍による使用を否定した。
外務在外居住者省はまた、ボリス・ジョンソン英外務大臣がロンドンで「シリアの友連絡グループ」外相級会合が開催されていた7日にシリア情勢に関して、アサド大統領の退陣を求めるリヤド最高交渉委員会の移行プロセス案が和平協議再開に資するだろうと述べたことに関して「現実と完全に乖離しており、委任統治時代に逆戻りできないという事実を理解していない」と酷評した。
SANA(9月8日付)が伝えた。
AFP, September 8, 2016、AP, September 8, 2016、ARA News, September 8, 2016、Champress, September 8, 2016、al-Hayat, September 9, 2016、Iraqi News, September 8, 2016、Kull-na Shuraka’, September 8, 2016、al-Mada Press, September 8, 2016、Naharnet, September 8, 2016、NNA, September 8, 2016、Reuters, September 8, 2016、SANA, September 8, 2016、UPI, September 8, 2016などをもとに作成。
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