アレッポ県では、イフバーリーヤ・チャンネル(9月9日付)は、シリア軍がアレッポ市東部地区とアレッポ市南部郊外を結ぶラームーサ地区の街道の安全を確保し、「数時間中に」同街道を再開し、住民の通行を許可すると報じた。
これに関して、シリア人権監視団は、シリア軍がラームーサ地区の街道を再開したとしたうえで、「2日以内に」同街道が完全開放されると発表した。
しかし、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、アレッポ市シャイフ・サイード地区、ラームーサ地区を空爆、またヘリコプターがハンダラート・キャンプ一帯を「樽爆弾」で空爆した。
さらに戦闘機はアレッポ市サラーフッディーン地区を空爆市、子供4人を含む9人が死亡、またアナダーン市、ハイヤーン町、バヤーヌーン町一帯、カフルナーハー村も空爆を受けた。
一方、SANA(9月9日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市サラーフッディーン地区を砲撃し、7人が死亡した。
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ダマスカス県では、SANA(9月9日付)によると、イスラーム軍が撃った迫撃砲弾2発がマッザ区に着弾し、4人が負傷、住居複数棟が被害を受けた。
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ダマスカス郊外県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がリーハーン農場、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦した。
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ラタキア県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍が県北部のアイン・カンタラ村、ナフシャッバー村、ラシャー丘、ウワイザラート丘、ダフラト・アブー・アスアド村、カトフ峰を、反体制武装集団と交戦の末に制圧した。
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ヒムス県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がタドムル市南部郊外、スフナ市南部郊外、カスル・ハラーバート村東部、ハシャービーヤ村、ファースィダ村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。
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イドリブ県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がトゥウーム村、ハーン・シャイフーン市でファトフ軍の拠点に対して攻撃を行った。
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ダルアー県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がダルアー市バジャービジャ地区、ブスラー・シャーム市・ザイディー渓谷間でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦した。
一方、クッルナー・シュラカー(9月9日付)によると、シリア軍がダーイル町を空爆し、4人が死亡した。
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ハマー県では、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がスーラーン市、ムーリク市でファトフ軍拠点を空爆した。
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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、9月8日に6件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。
停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。
米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1186件。
AFP, September 9, 2016、AP, September 9, 2016、ARA News, September 9, 2016、Champress, September 9, 2016、al-Hayat, September 10, 2016、al-Ikhbariya, September 9, 2016、Iraqi News, September 9, 2016、Kull-na Shuraka’, September 9, 2016、al-Mada Press, September 9, 2016、Naharnet, September 9, 2016、NNA, September 9, 2016、Reuters, September 9, 2016、SANA, September 9, 2016、UPI, September 9, 2016などをもとに作成。
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