シリア国内各所では、米・ロシアによる新停戦合意が発効する午後7時まで戦闘が続いた。
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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、県北部のハドル村一帯で、シリア軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦を続けた。
この戦闘で、ヌスラ戦線側は、モロッコ人司令官を含む5人の戦闘員が死亡した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市サーフール地区、スッカリー地区、マイサル地区、サラーフッディーン地区、カーディー・アスカル地区、カーティルジー地区、サーリヒーン地区などを「樽爆弾」で空爆し、少なくとも7人が死亡、35人が負傷する一方、シリア政府支配下にあるサアドッラー・ジャービリー公園地区、ハムダーニーヤ地区が反体制武装集団の砲撃を受けた。
アレッポ市外では、戦闘機(所属明示せず)がアナダーン市、マアーッラト・アルティーク村を空爆した。
一方、SANA(9月12日付)によると、アレッポ市アバーラ地区、ザフラー町を反体制武装集団が砲撃し、1人が死亡、17人が負傷した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタマーニア町、ジスル・シュグール市、ビダーマー町を空爆し、1人が死亡した。
これに対して、ファトフ軍はフーア市を砲撃した。
また、クッルナー・シュラカー(9月12日付)によると、戦闘機(所属明示せず)がマアッラトミスリーン市を空爆し、13人が死亡した。
さらにロシア軍がイドリブ市を空爆し、女性1人と子供2人が死亡した。
一方、SANA(9月12日付)によると、反体制武装集団がフーア市、カファルヤー町を砲撃し、子供1人が負傷した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市各所を地対地ミサイルと思われる砲弾で攻撃し、1人が死亡、民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)隊員ら5人が負傷した(クッルナー・シュラカー(9月12日付)によると、5人が死亡、20人が負傷)。
またミスラーバー市が砲撃を受け、迫撃砲弾2発が着弾した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカフルシャムス町北部のアンタル丘を「樽爆弾」で空爆、またアクラバー町を砲撃した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカウカブ村各所を空爆した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクルド山一帯で反体制武装集団と交戦を続けた。
AFP, September 12, 2016、AP, September 12, 2016、ARA News, September 12, 2016、Champress, September 12, 2016、al-Hayat, September 13, 2016、Iraqi News, September 12, 2016、Kull-na Shuraka’, September 12, 2016、al-Mada Press, September 12, 2016、Naharnet, September 12, 2016、NNA, September 12, 2016、Reuters, September 12, 2016、SANA, September 12, 2016、UPI, September 12, 2016などをもとに作成。
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