アレッポ県では、AFP(9月21日付)によると、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市東部が深夜から未明にかけて100回以上の空爆を受けた。
空爆を受けたアレッポ市スッカリー地区では、6階建てビルが全階するなどの被害が発生したという。
またアレッポ市南部および南西部郊外一帯では、シリア軍、シリア人・外国人民兵が、ファトフ軍との攻防戦を続けた。
一方、SANA(9月21日付)によると、シリア軍がファトフ軍との戦闘の末、アレッポ市ラームーサ地区一帯の肥料工場ビルを新たに制圧した。
シリア軍はまた、アレッポ市シュカイイフ地区、カフルハムラ村、マアッラーター村、カラースィー村でジハード主義武装集団の拠点を空爆、アレッポ市ハナーヌー地区、ジャバル・バドル地区、マルジャ地区でも武装集団の拠点・車列を攻撃した。
これに対して、反体制武装集団は、アレッポ市サラーフッディーン地区を砲撃し、2人が死亡、7人が負傷した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ジュンド・アクサー機構などからなるジハード主義武装集団とシリア軍が県北部一帯で交戦、戦闘機(所属明示せず)がマアルダス村近郊などを28回にわたり空爆した。
一方、SANA(9月21日付)によると、シリア軍がタイバト・イマーム市、マアルダス村一帯、バッザーム丘、ズール・タイバ村、ズール・アブー・ザイド村、スーラーン市、ザカート村、ラターミナ町、カフルズィーター市北部、ヒルブナフサ村で反体制武装集団(ジュンド・アクサー機構など)の拠点を空爆した。
これに対して、ファトフ軍は、ムハルダ市を砲撃し、女性1人が負傷した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がタルビーサ市を空爆し、子供など複数人が負傷した。
一方、SANA(9月21日付)によると、シリア軍がラスタン市、ジャマーリー村、ファルハーニーヤ村、タルビーサ市などでシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団の拠点を攻撃した。
また、武器を棄て、当局に投降していたラスタン市、タルビーサ市出身の反体制武装集団元メンバー130人が、免罪となった。
他方、ヒムス市ジュブ・ジャンダリー地区、アクラマ地区、ワーディー・ザハブ地区が反体制武装集団の砲撃を受け、2人が負傷した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がハーン・シャイフーン市を空爆し、子供2人を含む3人が死亡、数十人が負傷した。
一方、SANA(9月21日付)によると、シリア軍がタマーニア町で反体制武装集団の拠点を空爆した。
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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配下のハーン・アルナバ市に迫撃砲弾複数発が着弾した。
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ダマスカス郊外県では、SANA(9月21日付)によると、シリア軍がジハード主義武装集団との戦闘の末に、リーハーン農場の複数カ所を新たに制圧した。
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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(9月21日付)によると、シリア軍戦闘機がダーイル町、イブタア町に対して空爆を行った。
一方、SANA(9月21日付)によると、シリア軍がダルアー市ダルアー・バラド地区で反体制武装集団と交戦した。
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スワイダー県では、SANA(9月21日付)によると、バアス党スワイダー支部指導部ビルで、反体制武装集団元メンバーや兵役忌避者ら約600人を免罪する式典が行われた。
AFP, September 21, 2016、AP, September 21, 2016、ARA News, September 21, 2016、Champress, September 21, 2016、al-Hayat, September 22, 2016、Iraqi News, September 21, 2016、Kull-na Shuraka’, September 21, 2016、al-Mada Press, September 21, 2016、Naharnet, September 21, 2016、NNA, September 21, 2016、Reuters, September 21, 2016、SANA, September 21, 2016、UPI, September 21, 2016などをもとに作成。
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