シリア軍がアレッポ市東部のスライマーン・ハラビー地区に進軍、同市北部郊外のキンディー国立病院一帯を制圧(2016年9月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市北東部で進軍を続け、ハンダラート・キャンプに近いキンディー国立病院一帯を制圧した。

同地は2013年末から、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室に所属する反体制武装集団の支配下にあった。

アレッポ市内ではまた、シリア軍と反体制武装集団がスライマーン・ハラビー地区で交戦し、シリア軍が若干進軍した。

シリア軍消息筋がAFP(9月30日付)に明らかにしたところによると、シリア軍は同地区の複数のビル群を制圧、スライマーン・ハラビー給水ステーションに向かって進軍を続けているという。

一方、SANA(9月30日付)によると、シリア軍がアレッポ市内スライマーン・ハラビー地区で反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)と交戦し、同地区内のすべての建物群を奪還した。

シリア軍はまた、マアーッラト・アルティーク村、カフルハムラ村、アンダーン市で反体制武装集団の拠点および兵站路を空爆した。

これに対して、反体制武装集団はアレッポ市スライマーン・ハラビー地区、マイダーン地区、スライマーニーヤ地区、フルカーン地区を砲撃し、13人が死亡、30人あまりが負傷した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(9月30日付)によると、シリア軍がジスリーン町を砲撃し、8人が死亡した。

シリア軍はまた、クドスィーヤー市、ハーマ町を砲撃した。

一方、ARA News(9月30日付)によると、シリア軍とロシア軍がアルバイン市を空爆した。

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ハマー県では、SANA(9月30日付)によると、シリア軍がアトシャーン村、サキーク村、シャアサ村、トゥライスィーヤ村、カッバーリーヤ村、カウカブ村、ワーディー・アズィーブ村、スーラーン市、マアーン村北部、カッラーフ村一帯でファトフ軍の拠点を空爆した。

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イドリブ県では、SANA(9月30日付)によると、シリア軍がサラーキブ市北部、タマーニア町、ジャルジャナーズ町でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、ジュンド・アクサー機構の拠点を空爆した。

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ダルアー県では、SANA(9月30日付)によると、シリア軍がダルアー市バドウ地区、カラク地区、西ガーリヤ橋北東部でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダマスカス県では、SANA(9月30日付)によると、旧市街のバーブ・トゥーマー地区にイスラーム軍が撃った迫撃砲弾1発が着弾し、3人が負傷した。

AFP, September 30, 2016、AP, September 30, 2016、ARA News, September 30, 2016、Champress, September 30, 2016、al-Hayat, October 1, 2016、Iraqi News, September 30, 2016、Kull-na Shuraka’, September 30, 2016、al-Mada Press, September 30, 2016、Naharnet, September 30, 2016、NNA, September 30, 2016、Reuters, September 30, 2016、SANA, September 30, 2016、UPI, September 30, 2016などをもとに作成。

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