ラヴロフ露外相とケリー米国務長官はアレッポ市からのシャーム・ファトフ戦線排除に向けた協議再開で合意(2016年10月24日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は米国のジョン・ケリー国務長官と電話会談を行い、アレッポ市での停戦再開をめぐって意見を交わした。

電話会談は、ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務副大臣が人道停戦再開の可能性を否定した数時間後に行われ、RT(10月24日付)によると、両外相は、アレッポ市東部からアル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線の戦闘員を退去させるために、スイスのジュネーブでの高官協議を再開することで合意した。


AFP, October 24, 2016、AP, October 24, 2016、ARA News, October 24, 2016、Champress, October 24, 2016、al-Hayat, October 25, 2016、Iraqi News, October 24, 2016、Kull-na Shuraka’, October 24, 2016、al-Mada Press, October 24, 2016、Naharnet, October 24, 2016、NNA, October 24, 2016、Reuters, October 24, 2016、RT, October 24, 2016、SANA, October 24, 2016、UPI, October 24, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.