米主導の有志連合はYPG主体のシリア民主軍によるラッカ解放作戦(ユーフラテスの怒り)開始に合わせて、ラッカ市北部のアイン・イーサー市一帯への爆撃を強化(2016年11月7日)

米中央軍(CENTCOM)は、11月4~6日の3日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

11月4日はシリア、イラク領内のダーイシュ(ダーイシュ)拠点などに対して23回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は8回で、アイン・イーサー市近郊(3回)、マーリア市近郊(5回)に対して攻撃が行われた。

11月5日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して24回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は15回で、ラッカ市近郊(1回)、アイン・イーサー市近郊(7回)、マーリア市近郊(7回)に対して攻撃が行われた。

11月6日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して30回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は18回で、ブーカマール市近郊(1回)、アイン・イーサー市近郊(16回)、マーリア市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, November 7, 2016、AP, November 7, 2016、ARA News, November 7, 2016、Champress, November 7, 2016、al-Hayat, November 8, 2016、Iraqi News, November 7, 2016、Kull-na Shuraka’, November 7, 2016、al-Mada Press, November 7, 2016、Naharnet, November 7, 2016、NNA, November 7, 2016、Reuters, November 7, 2016、SANA, November 7, 2016、UPI, November 7, 2016などをもとに作成。

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