ロシア国防省は地中海のシリア沖に展開する艦隊から有翼ミサイル、艦載機でシャーム・ファトフ戦線、ダーイシュの拠点を攻撃したと発表(2016年11月17日)

ロシア国防省は声明を出し、地中海のシリア沖に展開するロシア海軍フリゲート艦が有翼ミサイル(カリブル)でシリア領内への攻撃を実施し、シャーム・ファトフ戦線、イスラーム国(ダーイシュ)の複数の拠点を破壊したと発表した。

攻撃は2回実施され、武器弾薬庫、武器製造工場が破壊されたという。

この爆撃にはまた、ロシア海軍航空母艦アドミラル・クズネツォフを発艦したSu-30戦闘機、フマイミーム航空機所属の戦闘機も参加、さらに無人航空機が作戦の戦果を記録した。

なお、この声明に先立って、ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、ロシア海軍航空母艦アドミラル・クズネツォフを発艦したSu-33戦闘機複数機がイドリブ県内でシャーム・ファトフ戦線の拠点複数カ所を爆撃し、戦闘員30人以上を殲滅したと発表した。

SANA, November 17, 2016

SANA, November 17, 2016

AFP, November 17, 2016、AP, November 17, 2016、ARA News, November 17, 2016、Champress, November 17, 2016、al-Hayat, November 18, 2016、Iraqi News, November 17, 2016、Kull-na Shuraka’, November 17, 2016、al-Mada Press, November 17, 2016、Naharnet, November 17, 2016、NNA, November 17, 2016、Reuters, November 17, 2016、SANA, November 17, 2016、UPI, November 17, 2016などをもとに作成。

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