エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領はポルトガルのRTV(11月22日付)のインタビューで、シリア、イラク、リビアの国軍による「テロとの戦い」と安定回復に向けた取り組みを支持すると述べた。
スィースィー大統領はシリア情勢に関して「政治的解決を探ることが最善の方法だ。我々はテロ組織と真剣に向き合い、彼らに武装解除させるべきだと言っている。我々はシリアの分割というより大きな問題がもたらされないよう、領土に統一ついて言及し、最終的には戦争で破壊されたものを復興すべきだと言っている。これが我々の見解であり、この点に重点を置いている」と述べた。
スィースィー大統領はまた、シリア領内での国連平和維持軍が設置された場合、エジプト軍の参加の可能性はあるかとの問いに対して「各国の愛国的な部隊、軍が治安と安定を維持するべきで、このミッションを実行するために外国軍が駐留することで感情を刺激しないようせねばならない。我々にとって一番重要なのは、例えば、リビアの領土を掌握するためにリビアの愛国的な軍を支援することで、この言葉はシリア、イランでも言えることだ」と答えた。
さらにシリアにおける愛国的な軍はシリア軍を意味しているのかと問われると、「そうだ」と答えた。
AFP, November 23, 2016、AP, November 23, 2016、ARA News, November 23, 2016、Champress, November 23, 2016、al-Hayat, November 24, 2016、Iraqi News, November 23, 2016、Kull-na Shuraka’, November 23, 2016、al-Mada Press, November 23, 2016、Naharnet, November 23, 2016、NNA, November 23, 2016、Reuters, November 23, 2016、SANA, November 23, 2016、UPI, November 23, 2016などをもとに作成。
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