民間人保護のため関係当事者との交渉を担当するという「アレッポ委員会」は声明で、シリア政府と停戦交渉を行っているとの情報を否定(2016年12月1日)

反体制武装集団が籠城を続けるアレッポ市南東部での民間人保護のため関係当事者との交渉を担当する「アレッポ委員会」は声明を出し、シリア政府と停戦交渉を行っているとする一部情報を否定した。

ARA News(12月1日付)に述べたところによると、「アレッポ委員会」は最近になって、アレッポ市東部の住民保護を目的に結成された機関で、現地の名士によって構成され、同地のすべての紛争当事者と交渉する権限を有しているという。

この「アレッポ委員会」が、11月下旬以降のシリア軍による攻勢を受けるかたちで、シリア軍側と交渉、同地からの反体制武装集団戦闘員と民間人の安全な退去や、シリア政府への同地の引き渡しについて交渉を行っていたのだという。

Kull-na Shuraka', December 1, 2016

Kull-na Shuraka’, December 1, 2016

AFP, December 1, 2016、AP, December 1, 2016、ARA News, December 1, 2016、Champress, December 1, 2016、al-Hayat, December 2, 2016、Iraqi News, December 1, 2016、Kull-na Shuraka’, December 1, 2016、al-Mada Press, December 1, 2016、Naharnet, December 1, 2016、NNA, December 1, 2016、Reuters, December 1, 2016、SANA, December 1, 2016、UPI, December 1, 2016などをもとに作成。

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