ロシア軍戦闘機がファトフ軍支配下のイドリブ県各所を爆撃し、15人以上が死亡(2016年12月6日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(12月6日付)によると、ロシア軍戦闘機がサルミーン市、カフルサジュナ村を空爆し、女性、子供を含む15人以上が死亡した。

一方、SANA(12月6日付)によると、シリア軍がタマーニア町、サルミーン市、ハーン・シャイフーン市、ビンニシュ市、トゥウーム村、マアッラトミスリーン市でファトフ軍の拠点を攻撃した。

Kull-na Shuraka', December 6, 2016

Kull-na Shuraka’, December 6, 2016

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(12月6日付)によると、ロシア軍戦闘機がダーライヤー市を空爆し、20人以上が負傷した。

また、シリア軍はドゥーマー市など東グータ地方各所に対して夜間爆撃を行った。

一方、SANA(12月6日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、フーシュ・ザワーヒラ村で反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラスタン氏一帯を空爆した。

一方、SANA(12月6日付)によると、シリア軍がタイバ村、ガントゥー市、キースィーン村、サムアリール村、ウンム・シャルシューフ村、ラスタン市一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(12月6日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区、ヌアイマ村でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ハマー県では、SANA(12月6日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市、ラターミナ町、ハルファーヤー市、タイバト・イマーム市、スーラーン市北部で反体制武装集団の拠点を空爆した。

AFP, December 6, 2016、AP, December 6, 2016、ARA News, December 6, 2016、Champress, December 6, 2016、al-Hayat, December 7, 2016、Iraqi News, December 6, 2016、Kull-na Shuraka’, December 6, 2016、al-Mada Press, December 6, 2016、Naharnet, December 6, 2016、NNA, December 6, 2016、Reuters, December 6, 2016、SANA, December 6, 2016、UPI, December 6, 2016などをもとに作成。

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