YPG主体のシリア民主軍はラッカ市北部の6カ村をダーイシュから奪取(2016年12月11日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(12月11日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「ユーフラテスの怒り」作戦第2段階を開始した西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ラッカ市北部のマルワーニーヤ村、ジャバル・カラージャ村、小ハミーラ村、大ハミーラ村、カルファト・ダーニー村、ダラーニーヤ村を制圧した。

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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はビデオ声明(https://youtu.be/Zs0Mj2kOcMw)を出し、ラッカ市を支配するダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員に対して、武器を棄て投降した者には「イスラーム教の教えに基づき」恩赦を行うと呼びかけ、降伏を促した。

AFP, December 11, 2016、AP, December 11, 2016、ARA News, December 11, 2016、Champress, December 11, 2016、al-Hayat, December 12, 2016、Iraqi News, December 11, 2016、Kull-na Shuraka’, December 11, 2016、al-Mada Press, December 11, 2016、Naharnet, December 11, 2016、NNA, December 11, 2016、Reuters, December 11, 2016、SANA, December 11, 2016、UPI, December 11, 2016などをもとに作成。

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