シリア軍はダマスカス郊外県、イドリブ県で反体制武装集団拠点への攻撃を続ける(2016年12月17日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、サウジアラビアの支援を受けるイスラーム軍の拠点都市であるドゥーマー市一帯を戦闘機(所属明示せず)が空爆、またマイダアーニー村一帯、ムハンマディーヤ町一帯では、シリア軍、親政権武装勢力が反体制武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の支配下にあるジスル・シュグール市一帯を戦闘機(所属明示せず)が空爆、シリア軍が砲撃を加えた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がラフジャーン村一帯を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(12月17日付)によると、シリア軍がジャッブーリーン村一帯、キースィーン村、でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, December 17, 2016、AP, December 17, 2016、ARA News, December 17, 2016、Champress, December 17, 2016、al-Hayat, December 18, 2016、Iraqi News, December 17, 2016、Kull-na Shuraka’, December 17, 2016、al-Mada Press, December 17, 2016、Naharnet, December 17, 2016、NNA, December 17, 2016、Reuters, December 17, 2016、SANA, December 17, 2016、UPI, December 17, 2016などをもとに作成。

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