アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市バーブ市およびその周辺一帯に対して、トルコ軍とハワール・キリス作戦司令室が砲撃を加える一方、トルコ軍ヘリコプター部隊が同地を爆撃し、多数の市民が負傷した。
同監視団によると、バーブ市一帯での戦闘では、トルコ軍兵士数千人が派遣され、同市での大規模な作戦を開始したという。
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一方、トルコの複数メディアは、トルコ当局がバーブ市一帯での戦闘でダーイシュによって捕捉され、その後処刑されたトルコ軍兵士2人の遺体を回収したと伝えた。
報道では、遺体回収の状況については報じられなかったが、ハワール・キリス作戦司令室に所属するハムザ旅団がアレッポ24(1月10日付)に明らかにしたところによると、トルコ軍兵士2人の遺体は、ダーイシュとの捕虜交換の結果として返還されたという。
捕虜交換で解放されたダーイシュの戦闘員の数は6人で、いずれもハムザ旅団がバーブ市一帯での戦闘で捕捉していたという。
AFP, January 10, 2017、Aleppo 24, January 10, 2017、AP, January 10, 2017、ARA News, January 10, 2017、Champress, January 10, 2017、al-Hayat, January 11, 2017、Iraqi News, January 10, 2017、Kull-na Shuraka’, January 10, 2017、al-Mada Press, January 10, 2017、Naharnet, January 10, 2017、NNA, January 10, 2017、Reuters, January 10, 2017、SANA, January 10, 2017、UPI, January 10, 2017などをもとに作成。
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