シリア軍はバラダー渓谷(ダマスカス郊外県)でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団への攻勢を再び強化(2017年1月12日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、首都ダマスカスの主要な水源であるアイン・フィージャ町一帯のバラダー渓谷で、早朝からシリア軍、ヒズブッラーが再び攻勢を強め、同地を空爆・砲撃、シャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

またARA News(1月12日付)によると、シリア軍はバスィーマ町に進攻した。

一方、同地の消息筋によると、同地に留まっていた民間人約600人(元戦闘員、兵役忌避者、指名手配者などと思われる)がシリア政府が設営したキャンプを訪れ、身元確認と免責のための手続きを行ったという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がバービカ村などアレッポ市西部郊外のファトフ軍支配地域を空爆し、子供4人を含む6人が死亡した。

クッルナー・シュラカー(1月12日付)によると、バービカ村一帯を空爆したのはロシア軍戦闘機で、8人が死亡、10人以上が負傷した。

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イドリブ県では、ARA News(1月12日付)によると、シャーム・ファトフ戦線などからなるシャーム軍の支配下にあるビンニシュ市を空爆し、4人が死亡した。

これに対して、ファトフ軍はシリア政府支配下のフーア市、カファルヤー町を砲撃した。

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ヒムス県では、SANA(1月12日付)によると、シリア軍がラスタン市南部でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, January 12, 2017、AP, January 12, 2017、ARA News, January 12, 2017、Champress, January 12, 2017、al-Hayat, January 13, 2017、Iraqi News, January 12, 2017、Kull-na Shuraka’, January 12, 2017、al-Mada Press, January 12, 2017、Naharnet, January 12, 2017、NNA, January 12, 2017、Reuters, January 12, 2017、SANA, January 12, 2017、UPI, January 12, 2017などをもとに作成。

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