ダマスカス郊外県バラダー渓谷での停戦に向け折衝を続けるシリア政府側和解委員会が会合を開き、反体制武装集団に改めて投降を呼びかける(2017年1月15日)

ダマスカス郊外県バラダー渓谷での停戦に向け折衝を続ける和解委員会が、ダマスカス郊外県庁舎(ダマスカス県)で会合を開き、進捗状況について意見交換、今後の対策を検討した。

会合には、アラー・イブラーヒーム県知事のほか、バラダー渓谷の地元和解委員会のメンバー、宗教指導者、名士、駐留ロシア軍当事者和解調整センター長、シリア軍のハイサム・ウムラーン少将が出席した。

会合で、イブラーヒーム県知事らは、住民の多くは、首都ダマスカスの主要な水源を擁する同地の停戦を望んでいると強調、1月27日に失効する2016年政令第15号の恩赦規定に基づいて、同地の武装集団戦闘員に対して武器を棄て、投降するよう改めて呼びかけた。
SANA(1月15日付)が伝えた。

SANA, January 15, 2017

SANA, January 15, 2017

AFP, January 15, 2017、AP, January 15, 2017、ARA News, January 15, 2017、Champress, January 15, 2017、al-Hayat, January 16, 2017、Iraqi News, January 15, 2017、Kull-na Shuraka’, January 15, 2017、al-Mada Press, January 15, 2017、Naharnet, January 15, 2017、NNA, January 15, 2017、Reuters, January 15, 2017、SANA, January 15, 2017、UPI, January 15, 2017などをもとに作成。

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