アレッポ県では、シリア人権監視団によると、所属不明の戦闘機が19日夜、アレッポ市西部郊外のシャイフ・スライマーン村にあるシャーム・ファトフ戦線の基地を空爆し、メンバー40人以上が死亡した(クッルナー・シュラカー(1月19日付)によると少なくとも30人が死亡、50人以上が負傷)。
同監視団によると、この空爆によって、基地内にいたヌールッディーン・ザンキー運動のメンバー3人も死亡したという。
ヌールッディーン・ザンキー運動は「穏健な反体制派」と目される組織で、米国の支援を受けていたが、最近になってシャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍に合流していた。
ヌールッディーン・ザンキー運動の報道官を名乗るアブドゥッサラーム・アブドゥッラッザーク氏は、ツイッターのアカウントで、空爆がロシア軍によるものだと主張したうえで、戦闘機がヌールッディーン・ザンキー運動の拠点を拠点にしたのち、シャーム・ファトフ戦線の基地を爆撃したことを明らかにした。
AFP, January 20, 2017、AP, January 20, 2017、ARA News, January 20, 2017、Champress, January 20, 2017、al-Hayat, January 21, 2017、Iraqi News, January 20, 2017、Kull-na Shuraka’, January 20, 2017、al-Mada Press, January 20, 2017、Naharnet, January 20, 2017、NNA, January 20, 2017、Orient News Net, January 20, 2017、Reuters, January 20, 2017、SANA, January 20, 2017、UPI, January 20, 2017などをもとに作成。
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