米主導の有志連合は1月19日、アレッポ県バーブ市近郊、ラッカ市近郊に対して20回の爆撃を実施(2017年1月20日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月19日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して31回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は23回で、バーブ市近郊(3回)、ラッカ市近郊(18回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、タドムル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

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一方、米国防総省のピーター・クック報道官は19日、1月17日に米主導の有志連合が実施したイドリブ県に対する空爆で、シャーム・ファトフ戦線の幹部でチュニジア人のムハンマド・ハビーブ・ブーサアドゥーンを殺害したことを確認したと発表した。

AFP, January 20, 2017、AP, January 20, 2017、ARA News, January 20, 2017、Champress, January 20, 2017、al-Hayat, January 21, 2017、Iraqi News, January 20, 2017、Kull-na Shuraka’, January 20, 2017、al-Mada Press, January 20, 2017、Naharnet, January 20, 2017、NNA, January 20, 2017、Reuters, January 20, 2017、SANA, January 20, 2017、UPI, January 20, 2017などをもとに作成。

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