米主導の有志連合は2月3~5日の3日間、ダーイシュ、シャーム解放機構支配地域に68回もの爆撃を実施(2017年2月6日)

米中央軍(CENTCOM)は、2月3~5日の3日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

2月3日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して38回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は31回で、ブーカマール市近郊(7回)、バーブ市近郊(3回)、ラッカ市近郊(20回)、イドリブ市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

2月4日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して32回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は21回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(15回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)、イドリブ市近郊(1回)、タドムル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

2月5日はシリア、イラク領内のダーイシュ(ダーイシュ)拠点などに対して25回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は16回で、ブーカマール市近郊(3回)、ラッカ市近郊(6回)、ダイル・ザウル市近郊(7回)に対して攻撃が行われた。

AFP, February 6, 2017、AP, February 6, 2017、ARA News, February 6, 2017、Champress, February 6, 2017、al-Hayat, February 7, 2017、Iraqi News, February 6, 2017、Kull-na Shuraka’, February 6, 2017、al-Mada Press, February 6, 2017、Naharnet, February 6, 2017、NNA, February 6, 2017、Reuters, February 6, 2017、SANA, February 6, 2017、UPI, February 6, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.