トルコ大統領府報道官「バーブ市攻撃でロシア軍と連携する一方、ラッカ市からダーイシュを放逐するための計画を米国と協議中」(2017年2月8日)

トルコのイブラヒム・カリン大統領府報道官は、テレビのインタビューでアレッポ県におけるダーイシュ(イスラーム国)最後の主要拠点であるバーブ市一帯の戦況について、「ロシアとの(偶発的)衝突を回避するために連携している」と述べる一方、「ラッカ市からダーイシュを放逐するための具体的な計画を米国と協議中だ」と述べた。

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トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣はアレッポ県におけるダーイシュ(イスラーム国)最後の主要拠点であるバーブ市一帯でのトルコ軍の戦況に関して「我が特殊部隊、自由シリア軍の兵士は、この数日間に目に見えるかたちで進軍を遂げた」と述べた。

チャヴシュオール外務大臣はそのうえで「シリアにおける次の目標は、「ラッカ作戦」だ。テロ組織とではなく、適切な人々と共に「ラッカ作戦」を実施する必要がある」と述べ、米国が支援する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を暗に「テロ組織」と非難、自らが支援するハワール・キリス作戦司令室所属組織とともに、ラッカ市に進攻する意思を示した。

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トルコのビンアリ・ユルドゥルム首相は首都アンカラでの記者会見で、アレッポ県におけるダーイシュ(イスラーム国)最後の主要拠点であるバーブ市一帯での戦況に関して、「バーブ市は完全に包囲された」と述べた。

AFP, February 8, 2017、AP, February 8, 2017、ARA News, February 8, 2017、Champress, February 8, 2017、al-Hayat, February 9, 2017、Iraqi News, February 8, 2017、Kull-na Shuraka’, February 8, 2017、al-Mada Press, February 8, 2017、Naharnet, February 8, 2017、NNA, February 8, 2017、Reuters, February 8, 2017、SANA, February 8, 2017、UPI, February 8, 2017などをもとに作成。

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