米主導の有志連合は2月10~12日にかけてYPG主体のシリア民主軍、シリア軍がダーイシュと戦うラッカ市一帯、タドムル市一帯を重点的に爆撃(2017年2月13日)

米中央軍(CENTCOM)は、2月10~12日の3日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

2月10日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して35回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は22回で、バーブ市近郊(2回)、ラッカ市近郊(10回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、タドムル市近郊(9回)に対して攻撃が行われた。

2月11日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して20回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は14回で、ブーカマール市近郊(2回)、バーブ市近郊(1回)、ラッカ市近郊(7回)、ダイル・ザウル市近郊(4回)に対して攻撃が行われた。

2月12日はシリア、イラク領内のダーイシュ(ダーイシュ)拠点などに対して17回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は15回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(13回)、タドムル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, February 13, 2017、AP, February 13, 2017、ARA News, February 13, 2017、Champress, February 13, 2017、al-Hayat, February 14, 2017、Iraqi News, February 13, 2017、Kull-na Shuraka’, February 13, 2017、al-Mada Press, February 13, 2017、Naharnet, February 13, 2017、NNA, February 13, 2017、Reuters, February 13, 2017、SANA, February 13, 2017、UPI, February 13, 2017などをもとに作成。

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