マイケル・ラトニー米国務省シリア問題担当特使はアラビア語で声明を出し、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線(2016年半ばにシャーム・ファトフ戦線に改称)が、「穏健な反体制派」と目されて、米国の支援を受けてきたヌールッディーン・ザンキー運動などとともにシャーム解放機構を結成したことを厳しく非難した。
声明でラトニー特使は「シャーム解放機構に統合された者はシリアのアル=カーイダのネットワークの一部となる」と指摘、「アル=カーイダに身を置くこの者たちは我々の敵であり、スンナ派でもなければ、イスラーム教徒でもなく…、彼らは、トルコ、カタール、サウジアラビアといった中東における我々の友人や同盟者に背教宣告(タクフィール)をすることなしに、自分たちの主張を正当化はできない」とシャーム解放機構に「背教宣告」を行った。
AFP, March 11, 2017、AP, March 11, 2017、ARA News, March 11, 2017、Champress, March 11, 2017、al-Hayat, March 12, 2017、Iraqi News, March 11, 2017、Kull-na Shuraka’, March 11, 2017、al-Mada Press, March 11, 2017、Naharnet, March 11, 2017、NNA, March 11, 2017、Reuters, March 11, 2017、SANA, March 11, 2017、UPI, March 11, 2017などをもとに作成。
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