YPG主体のシリア民主軍はダーイシュの中心都市ラッカ市解放を見据えて、その自治を担う「ラッカ民政評議会」準備委員会会合を開催(2017年4月18日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のタラール・スィッルー報道官は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市解放後を見据え、同市の自治を担う「ラッカ民政評議会」を設置すると発表、設置に向けた準備委員会がラッカ市の住民、部族の名士らと会談し、ラッカ市自治の方法に関する意見を聴取した」ことを明らかにした。

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ラッカ県では、ARA News(4月18日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がタブカ市北西部一帯、大アーイド村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、米主導の有志連合が同地一帯を空爆した。

AFP, April 18, 2017、AP, April 18, 2017、ARA News, April 18, 2017、Champress, April 18, 2017、al-Hayat, April 19, 2017、Iraqi News, April 18, 2017、Kull-na Shuraka’, April 18, 2017、al-Mada Press, April 18, 2017、Naharnet, April 18, 2017、NNA, April 18, 2017、Reuters, April 18, 2017、SANA, April 18, 2017、UPI, April 18, 2017などをもとに作成。

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