ダマスカス郊外県では、ラフマーン軍団、シャーム解放機構がシリア軍、イスラーム軍とそれぞれ交戦(2017年5月19日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(5月19日付)によると、シリア軍がアルバイン市一帯でラフマーン軍団、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、アシュアリー農場一帯では、シャーム解放機構、ラフマーン軍団がイスラーム軍の拠点を攻撃、交戦した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(5月19日付)によると、インヒル市でナワー自由人運動に所属する第8歩兵師団の司令官マーズィン・ジャウワード氏が何者かによって撃たれて死亡した。

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ヒムス県では、ARA News(5月19日付)によると、反体制武装集団戦闘員とその家族の退去が完了したヒムス市ワアル地区(第7、第8ブロック)にロシア軍憲兵隊が派遣され、治安維持活動を開始した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラハーヤー村一帯、ハーン・シャイフーン市一帯を砲撃した。

AFP, May 19, 2017、AP, May 19, 2017、ARA News, May 19, 2017、Champress, May 19, 2017、al-Hayat, May 19, 2017、Kull-na Shuraka’, May 19, 2017、al-Mada Press, May 19, 2017、Naharnet, May 19, 2017、NNA, May 19, 2017、Reuters, May 19, 2017、SANA, May 19, 2017、UPI, May 19, 2017などをもとに作成。

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