YPG主体のシリア民主軍はラッカ市西部のサルハビーヤ村を制圧(2017年5月21日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(5月21日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市西部郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、サルハビーヤ村を制圧した。

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ハサカ県では、ARA News(5月21日付)がカーミシュリー市近郊の複数の活動家の話として、米軍の武器弾薬を積んだ車輌数十輌がラッカ市方面に向かったとしたうえで、「ユーフラテスの怒り」作戦第4段階を続行する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に米国からの直接武器供与が行わている、と伝えた。

同様の車列は数日前にも目撃されているという。

AFP, May 21, 2017、AP, May 21, 2017、ARA News, May 21, 2017、Champress, May 21, 2017、al-Hayat, May 22, 2017、Kull-na Shuraka’, May 21, 2017、al-Mada Press, May 21, 2017、Naharnet, May 21, 2017、NNA, May 21, 2017、Reuters, May 21, 2017、SANA, May 21, 2017、UPI, May 21, 2017などをもとに作成。

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