米主導の有志連合は5月19日~21日の3日間でラッカ県、イラク国境地帯を重点的に爆撃(2017年5月22日)

米中央軍(CENTCOM)は、5月19日~21日の3日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

5月19日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し8回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は4回で、ダイル・ザウル市近郊(1回)、ラッカ市近郊(3回)に対して行われた。

5月20日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して23回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は16回で、ブーカマール市近郊(7回)、フール市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(3回)、ラッカ市近郊(5回)に対して攻撃が行われた。

5月21日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して22回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は18回で、ダイル・ザウル市近郊(4回)、ラッカ市近郊(13回)、タブカ市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, May 22, 2017をもとに作成。

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