シリア軍とヒズブッラーはダマスカス郊外県西カラムーン地方でダーイシュ掃討戦を継続(2017年8月23日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月23日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー)とともに西カラムーン地方ジャラージール村無人地帯でのダーイシュ(イスラーム国)掃討作戦を継続、マハービス丘、アックー丘、バフサート丘を制圧、マール通行所、シュウバト・バルドを射程圏内に収めた。

なお、同地に隣接するレバノン領内のベカーア県バアルベック郡ラアス・バアルベック村無人地帯、カーア村無人地帯ではレバノン軍がダーイシュ掃討を目的とする「ジャッルード(無人地帯)の暁の戦い」を継続している。

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ダルアー県で活動する革命軍は声明を出し、スライマーン・シャリーフ氏を司令官に任命したと発表した。

AFP, August 23, 2017、AP, August 23, 2017、ARA News, August 23, 2017、Champress, August 23, 2017、al-Hayat, August 24, 2017、Kull-na Shuraka’, August 23, 2017、August 24, 2017、al-Mada Press, August 23, 2017、Naharnet, August 23, 2017、NNA, August 23, 2017、Reuters, August 23, 2017、SANA, August 23, 2017、UPI, August 23, 2017などをもとに作成。

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