トルコ軍と「家の者たち」作戦司令室がアレッポ県北部のロジャヴァ支配地域を砲撃(2017年8月24日)

アレッポ県では、ARA News(8月24日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける「家の者たち」作戦司令室が拠点都市であるマーリア市方面から西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるウンム・フーシュ村一帯を砲撃、住民2人が負傷した。

また、アフリーン市郊外のクワンディー・マーズィン村で、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュが、アアザーズ市方面に向かっていた車のなかで、米国製TOW対戦車ミサイルを発見、これを押収するとともに、運転手を逮捕した。

ARA News, August 24, 2017

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一方、トルコ軍の支援を受け県北部で活動を続けるハワール・キリス作戦司令室(「家の者たち」作戦司令室)が声明を出し、アレッポ県北部の支配地域を管轄する最高軍事法廷を開設したと発表した。

Kull-na Shuraka’, August 24, 2017

AFP, August 24, 2017、AP, August 24, 2017、ARA News, August 24, 2017、Champress, August 24, 2017、al-Hayat, August 25, 2017、Kull-na Shuraka’, August 24, 2017、al-Mada Press, August 24, 2017、Naharnet, August 24, 2017、NNA, August 24, 2017、Reuters, August 24, 2017、SANA, August 24, 2017、UPI, August 24, 2017などをもとに作成。

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