最高交渉委員会幹部がラヴロフ露外務大臣と撮影した記念写真に対し「シリア国民」の怒りが巻き起こる(2018年1月23日)

反体制系サイトのドゥラル・シャーミーヤ(1月23日付)は、ジュネーブ会議に参加する反体制派の一つである最高交渉委員会の幹部メンバーがロシアのモスクワを訪問時にセルゲイ・ラブロフ外務大臣と撮影した記念写真を転載、笑みを浮かべて写っているメンバーらに対して「シリア国民の怒りが巻き起こっている」と伝えた。

最高交渉委員会は22日、ナスル・ハリーリー代表らを使節団として派遣し、1月29~30日にソチで開催が予定されているシリア国民対話大会への対応などについて意見を交わしていた。

al-Durar al-Shamiya, January 23, 2018

AFP, January 23, 2018、ANHA, January 23, 2018、AP, January 23, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2018、al-Hayat, January 24, 2018、Reuters, January 23, 2018、SANA, January 23, 2018、UPI, January 23, 2018などをもとに作成。

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