イスラーム軍支配下の東グータ地方ドゥーマー市からシリア政府支配地域に1,700人が新たに脱出(2018年3月24日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月24日付)によると、反体制武装集団(イスラーム軍)の支配下にあった東グータ地方ドゥーマー市北西のワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプに設置された安全回廊を通じて、住民1,700人以上が新たにシリア政府支配地域に脱出し、シリア赤新月社、シリア軍に保護され、仮設居住センターに移送された。

なお、SANA(によると、東グータ地方ドゥーマー市北東のワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプに安全回廊が設置されて以降、同回廊、ハラスター市の回廊、ジスリーン町・ムライハ市間の回廊を通じて脱出した住民の数は10万5,000人以上にのぼるという。

SANA, March 24, 2018

SANA, March 24, 2018

AFP, March 24, 2018、ANHA, March 24, 2018、AP, March 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2018、al-Hayat, March 25, 2018、Reuters, March 24, 2018、SANA, March 24, 2018、UPI, March 24, 2018などをもとに作成。

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