アル=カーイダ系のシャーム解放機構はメンバーにダルアー県へのシリア軍の進攻に備えるよう指示(2018年5月30日)

ダルアー県では、「堅固な建造物」作戦司令室を主導し、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構のダルアー県の総司令官アブー・ジャービル・シャーミー氏が声明を出し、「シリア軍とその同盟者による攻撃に対抗するため備えよ」と指示した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月30日付)が伝えた。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月30日付)によると、シャーム解放機構の治安部隊がダーナー市にあるレストラン近くに爆弾を仕掛け爆発させようとしたダーイシュ(イスラーム国)のメンバー2人を殺害した。

爆弾を爆発させようとしていたメンバーのうち3人は逃走したという。

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ダイル・ザウル県では、『ハヤート』(5月31日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がスバイハーン市近郊の砂漠地帯にあるシリア軍および親民兵の拠点を襲撃した。

AFP, May 30, 2018、ANHA, May 30, 2018、AP, May 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2018、al-Hayat, May 31, 2018、Reuters, May 30, 2018、SANA, May 30, 2018、UPI, May 30, 2018などをもとに作成。

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