アル=カーイダの系譜を汲むシャーム自由人イスラーム運動の有力幹部が離反し、トルコの支援を受けるムウタスィム旅団に合流(2018年6月4日)

アル=カーイダの系譜を汲むシャーム自由人イスラーム運動(シリア解放戦線)の有力幹部の一人ファールーク・アブー・バクル氏はツイッターのアカウント(https://twitter.com/alfarookahrar11)を通じて声明を出し、5月1日をもってシャーム自由人イスラーム運動、シリア解放戦線との関係を絶ったことを明らかにした。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月4日付)によると、アブー・バクル氏はシャーム自由人イスラーム運動を脱会後、トルコの支援を受け、アレッポ県北部で活動するムウタスィム旅団に合流したという。

AFP, June 4, 2018、ANHA, June 4, 2018、AP, June 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 4, 2018、al-Hayat, June 5, 2018、Reuters, June 4, 2018、SANA, June 4, 2018、UPI, June 4, 2018などをもとに作成。

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