ロシアのタブロイド紙『ノーヴァヤ・ガゼータ』(2月26日付)は、ロシア諜報機関がシリア諜報機関とともに、シリア国内の刑務所で逮捕者(兵役忌避者ら)を被験者として有毒ガスの人体実験を行っていると伝えた。
これまでの実験で士官1人が死亡、5人が中毒症状を訴えたという。
同紙によると、シリアの諜報機関は、リシンやトリカブトなどの麻薬、有毒ガスを逮捕者に投与し、死傷させてきたという。
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AFP, February 26, 2019、ANHA, February 26, 2019、AP, February 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2019、al-Hayat, February 27, 2019、Reuters, February 26, 2019、SANA, February 26, 2019、UPI, February 26, 2019などをもとに作成。
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