イドリブ県でシャーム解放機構との衝突で避難民1人が死亡、関係者の処罰などを骨子とする和解合意が交わされる(2019年3月25日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月25日付)によると、軍事・治安権限を握るシリアのアル=カーイダのシャーム解放機構が、ハマー県ラターミナ町からの避難民の処遇をめぐる対立を解消するための合意を避難民キャンプの名士と交わした。

対立は、県北部のアティマ村・アクラバート村間に設置されたシャーム解放機構の検問所近くで避難民の青年がオートバイで子供1人をはねたことに端を発していた。

この青年が検問所で尋問を受けると、青年の親戚が検問所に詰め寄り、駐留していたシャーム解放機構メンバーと戦闘になったという。

この戦闘で、子供をはねた青年は死亡、シャーム解放機構メンバー1人も死亡した。

事件を受け、シャーム解放機構は地元名士と和解に向けて折衝を行い、青年を死亡にいたらしめた関係者の処罰などについて合意したという。
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AFP, March 25, 2019、ANHA, March 25, 2019、AP, March 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 25, 2019、al-Hayat, March 26, 2019、Reuters, March 25, 2019、SANA, March 25, 2019、UPI, March 25, 2019などをもとに作成。

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