シリア国内各地とイスラエル占領下のマジュダル・シャムスで、ゴラン高原に対するイスラエルの主権を承認したトランプ大統領の決定に抗議するデモ続く(2019年4月2日)

シリア各地で、人民諸組織、組合諸組合などの呼びかけで、ドナルド・トランプ米大統領が3月25日にシリア領ゴラン高原に対するイスラエルの主権を認める大統領令に署名したことに抗議するデモが行われ、多くの住民が参加した。

抗議デモが行われたのは、ダマスカス大学、スワイダー県のイラー村、ムジャイミル村、ラサース村、ヒムス県のヒムス市、クナイトラ県のバアス市、ラタキア県ラタキア市。

またイスラエルの占領下にあるクナイトラ県マジュダル・シャムス村でも、ドゥルーズ派の聖職者や住民が抗議デモを行った。

ダマスカス大学

スワイダー県

ヒムス市

バアス市

ラタキア市

マジュダル・シャムス村

SANA(4月2日付)が伝えた。

AFP, April 2, 2019、ANHA, April 2, 2019、AP, April 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 2, 2019、al-Hayat, April 3, 2019、Reuters, April 2, 2019、SANA, April 2, 2019、UPI, April 2, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.