ロシア軍がイドリブ県を爆撃、シリア軍がイドリブ県、ハマー県、アレッポ県を砲撃、シリアのアル=カーイダなどがこれに反撃(2019年4月3日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月3日付)によると、ロシア軍戦闘機複数機が、ナビー・アイユーブ丘一帯に対して8回以上にわたってミサイル攻撃を行った。

また、シリア軍がマアッル・シャマーリーン村やマアッラト・ヌウマーン市を砲撃し、マアッル・シャマーリーン村では子供1人が死亡した。

シリア軍の砲撃に対して、イッザ軍が県西部のカリーム村、カブル・フィッダ村にあるシリア軍拠点を砲撃した。

また、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(4月3日付)によると、シャーム解放機構はフワイン村近郊のシャンム・ハワー村にあるシリア軍拠点1カ所を砲撃し、兵士多数を殺傷したという。

一方、SANA(4月3日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市、タッフ村、フワイン村、ブサンクール村一帯にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

シリア軍はまた、タッル・マンス村、マアッル・シャマーリーン村、ナビー・アイユーブ丘、ザーウィヤ山一帯の反体制武装集団の拠点を砲撃した。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月3日付)によると、シリア軍がハウワーシュ村を砲撃し、女性と子供を含む住民5人が死亡、複数が負傷した。

シリア軍はまた、シャリーア村、サフル丘、ジスル・バイト・ラース村、ムーリク市一帯を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(4月3日付)によると、シャーム解放機構が県北部のシリア軍拠点を砲撃した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月3日付)によると、シリア軍がハーン・アサル村を砲撃し、住民3人が死亡した。

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(アレッポ県3件、ラタキア県2件、イドリブ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を8件(アレッポ県5件、イドリブ県1件、ラタキア県1件、ハマー県1件)確認した。

AFP, April 3, 2019、ANHA, April 3, 2019、AP, April 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2019、al-Hayat, April 4, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 3, 2019、Reuters, April 3, 2019、SANA, April 3, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, April 3, 2019、UPI, April 3, 2019などをもとに作成。

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