北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるアレッポ県北部をトルコ軍と反体制武装集団が激しく攻撃、YPG主体のシリア民主軍と交戦(2019年8月6日)

アレッポ県では、ANHA(8月6日付)によると、トルコ占領下のシーラーワー村近郊のバースータ村に設置されている国民軍憲兵隊の検問所が攻撃を受け、トルコ軍兵士1人と反体制武装集団戦闘員2人が死亡した。

これを受け、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団は、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市に近いマーリキーヤ村、マルアナーズ村、シャワーリガ村(シャッラー村)を激しく砲撃、これに対してアフリーン解放軍団が応戦、激しい戦闘となった。

この戦闘で反体制武装集団(東部戦線、北部の嵐旅団)の戦闘員7人が死亡したという。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(8月6日付)は、複数の現地情報筋の話として、国民軍がマーリキーヤ市を奇襲し、人民防衛隊(YPG)が主導するシリア民主軍と交戦、複数の兵士を殺傷し、市内の拠点複数カ所を制圧したと伝えた。

国民軍第3軍団のファーディル・ラフムーニー司令官によると、殺害したシリア民主軍兵士は10人にのぼり、部隊はその後、制圧した拠点から撤退したという。

国民軍はまた、マーリア市近郊に進軍したシリア民主軍を撃破、多数の兵士を殺傷したという。

このほか、アフリーン解放軍団は声明を出し、4日と5日にトルコ占領下のマーリア市近郊とシーラーワー村近郊のバッラード村でシャーム戦線などの反体制武装集団の車輌と拠点を攻撃し、戦闘員13人を殺害したと発表した。

AFP, August 6, 2019、ANHA, August 6, 2019、AP, August 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2019、Reuters, August 6, 2019、SANA, August 6, 2019、SOHR, August 6, 2019、UPI, August 6, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カテゴリー: 反体制勢力の動き, 国内の暴力, 諸外国の動き パーマリンク